説明するのが難しい内容です。ガンクを成功させるためには経験と多少の知識が求められます。そのうちのいくつかを列挙します。どのトピックもアクションを起こすときに役立つと思います。
大まかに敵ジャングラーの位置をつかむ最初のガンクのルートの決定、カウンターガンクされるかどうか、ジャングルへの侵入、正しい位置で敵と出会えるかなど、様々なことに役立ちます。ゲーム開始時には、敵のボットレーナーがいつ現れるか、マナは使っているか(リーシュしたふりをしているか分かる)を見ることで、どちらのバフからスタートしたか知ることが出来ます。また味方のレーナーと敵のレーナーが同時に現れたかどうかを見る事でも分かります。トップレーンも同様です。モンスターが湧く前に敵のバフにワードを置きに行くことでも確認できます。
楽だったり、安全に感じるやり方を選んでください。
ウェーブ状況を考えるまずガンクを狙うレーンを良く見ましょう。レーナーの体力、マナ、そして最も重要なのはミニオンの状況です。何体のミニオンが生きていて、それがどのようにガンクに影響するか、そしてあなたのガンクに合わせるために味方のレーナーはミニオンの攻撃を受けられるかどうか、もしくはミニオンを無視できるかどうかを確かめましょう。
序盤はミニオンのダメージも考慮しなければならないので、6-6でミニオンがいるレーンにガンクするのと、2-10でミニオンがいるレーンにガンクするのでは全く状況が異なります。ガンクが失敗したり、敵のレーナーのダブルキルになってしまう可能性すらあります。
ガンクするか、カウンターガンクするか、戻ってファームするか上の二つを済ませたら、ガンク/カウンターガンク/ファームの中でどれを選択するか選びましょう。
ガンクすることに決めたなら、カウンターガンクされたり、途中で敵ジャングラーに出会う可能性が常にある事を忘れないでください。
もしレーナーとの2v2で勝てないかもしれないと感じたら、出来ることはカウンターガンクです。なぜかというと、味方のレーナーが敵のスキルをすべてCDにしてくれれば、勝てる可能性はかなり高いからです。(もちろんあなたのチャンスが来るまで味方がスキルを避けなければならないというリスクはあります)
もう一つの選択肢はレーナーのためにワードを置いてジャングルに戻り、敵のジャングラーが近くにいることを注意してあげることです。もちろんソロキューなので、聞いてくれないかもしれません。そんな時はブッシュに何秒か隠れておくと守ってあげられますし、もしかしたらキルにつながる可能性もあります。
このトピックは簡単に教えられるものではなく、経験によって出来るようになります。変化するポイントとしてはどちらのジャングラーのクリアが速いか(沢山リーシュを貰えるか)回り方はどうしているか、レーンのマッチアップはどうか、などがあり、すべては経験が必要です。
時間をかけてチャレンジしてみて、どのような結果が得られたかを見て学んでいきましょう。
タイミングレーナーのサモナースペルやスキルについても考慮しなければなりません。例えば敵のレーナーが機動力のないチャンピオンであるゼラスで、フラッシュが無く、Eをつかったとすれば、ガンクする最高のチャンスですね。
ガンクするレーンのサモナースペルについては特に気にしなければならないです。アドバンテージを作ってチームを助けるために、サモナースペルが無くキルを取るチャンスが大きいレーンを優先すべきです。
もちろんガンクは常にキルを得なければならないという訳ではありません。フラッシュやヒールを使わせることや、体力を減らすことは味方のレーナがより楽にプレイすることにつながります。また味方の状況によってはレーニングが再開するときに再びガンクすることも出来ます。この時、敵は最初のガンクの時に視界を取っていて、敵のジャングラーが寄ってくる可能性があることには気を付けてください。
サモナースペルのないレーンは敵のジャングラーを呼んでいて、カウンターガンクをしてくる可能性があることはいつも気に留めておきましょう。(これは経験によって出来るようになります。多くのジャングラーは経験したことを元に予想を立てて、相手の考えに対してリードを得られる動きをしようとします。)
ワードする位置/ワードされていると気付くべき位置ごちゃごちゃしていて申し訳ないですが、これはワードを置く位置を示しています。チャンピオンによっては避けられる位置もありますから、相手に合わせて置く場所を選びましょう。また敵がどこにワードしていそうかも予測できます。ワードに映らないようなルートを考えましょう。さらにミニマップで敵がリバーに動いていたりするようなワードを置きに行く動きを確認したり、味方のレーナーにどこがワードされていそうか聞いたりすることも出来ます。情報は大切ですから、これはジャングラーの最も重要なポイントの一つです。
オブジェクトガンクをした後は取れそうなオブジェクトを探すでしょう。例えば、トップレーナーを倒したとして、自分と味方のトップが十分体力が残っているなら、ミニオンを押し込んで敵にTPを強制するか、タワーを取ることが出来るかもしれません。もちろん味方がローヘルスで、敵のジャングラーの位置が分からなければ、2キルを渡してしまわないように気を付けましょう。ボットレーンの場合はドラゴンで同じことが言えますね。
もしドラゴンがインファーナルドレイクで、ボットやミッドガンクを決めた後リバーをコントロールして、簡単に取れそうなら、絶対に取りに行きましょう。インファーナルドレイクはとても役に立つので。
インファーナルドレイク以外にも、経験がすべてですから、最も良いと思う選択をしたり正しいかわからないことにチャレンジしたりして見てください。また、スマイトスティールされないか、敵のジャングラーがどこにいるか、トップサイドが大変な事になっていないか(ダイブされたり、タワーを取られたり)にも気を配らなければなりません。さらに、ドラゴンやボットのタワーを取ることが有利な交換かどうか(worthかどうか)も考えます。先ほどから述べているように、この判断には経験が重要です。
チャンピオン自体の限界あなたのプレイするチャンピオンの限界も知っておきましょう。あなたの戦闘のポテンシャルが低いために2v2を避けることもあるでしょうし、レーナーが序盤戦うのに弱すぎることもあるでしょう。この判断は理論よりも経験を通して理解するものなので最も難しいところです。トライ&エラーです。
例えば、あなたがカジックスでガングプランクのレーンにガンクするとして、敵の組み合わせがレネクトンとエリスだった場合、敵の方がよりダメージが出ることが明らかなので、戦うのは避けるべきでしょう。戦うかどうか、良く考えて決めましょう。
以上がガンクについての考え方の基本です。もちろん他にもあります。レーンの優先度、味方の強みを押し付けること、などなど。Amateurガイドはシンプルにしておきたいので、他の内容については次のパートで説明します。
覚えていて欲しいのは、
ジャングルにはルールはない、経験が大切という事です!
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