皆さん、レーン勝ててますか?
そもそもレーンで勝つとはなんでしょうか?
キルを取ること?相手よりCSを取ること?それはレーンで勝つための手段であり、そのものではありませんね。
レーンで勝つというのは
レベル及び装備で相手を上回り、それによってレーンの主導権を得ることです。
キルやCSを取った結果としてレベルや装備で相手を上回ることができるわけですね。
シルバー・ゴールドのTOPレーナーの皆さんは明らかにこの部分の意識が足りていません。十分使いこんだチャンピオンがありながらシルバー・ゴールドからどうしても上がれないという方は、チャンピオンに対する理解以前にTOPレーンへの基礎的な理解が足りていません。ランクの試合数が単純に足りないとか、超絶致命的にセンスがないとかでない限りです。
1.ウェーブコントロールレーニング段階でのミニオンウェーブのコントロールは
相手のミニオン拾得量を最小化しつつ、自分のミニオン拾得量を最大化するということを目的に行います。自分と相手のミニオン拾得量の差を最大化すると捉えても良いです。
例えば「リコールする際はミニオンを押しつけましょう」という有名な原則は、
・レーン復帰の間自軍ミニオンに相手のタワーをフォーカスさせることで敵ミニオンが死ぬのを防ぐ
・ウェーブバウンスさせることでプルウェーブを作り、敵軍ミニオンの死ぬ速度を遅らせるという根拠があるわけです。
貴方がTOPレーンで対面を首尾よくキルしたとしましょう。
レーンはプルウェーブ、相手のミニオンの方が多い状態で、体力も少ないのでリコールのため上の原則に従ってプッシュしはじめたとします。
ようやくレーンがプッシュしはじめたところで、運悪く(?)次のウェーブが来てしまいました。当然このウェーブを無視してリコールするわけにもいきません。次のウェーブもがんばって押そうとします。が、対面のレーン復帰が間に合ってしまい、
体力の少ない貴方は泣く泣くリコール。プッシュウェーブとなってしまったミニオンウェーブを対面にフリーズされ、大量のミニオンをロストしてしまった・・・
なんてことなかったですか?
もしくは、上と同じような状況で
相手がテレポートを持っていたため間に合ってしまい(持ってなかったら押し切れてリコールできたのに!)、レーンフリーズされミニオンロストしてしまった・・・
なんてこともなかったですか?
これは典型的なウェーブコントロール上のミスです。以下のようなことに気をつけましょう。
・自分の使っているチャンピオンで、あと何秒でウェーブクリアできるか?を把握しておきましょう。次のウェーブ到来前にプッシュしきれないのであれば、どうすべきか考える時です。・対面のTPの管理をしていましたか?(チャットにメモしましょう!)・対面のデスタイマーをちゃんと見ていますか?対面がホームからTOPレーンのタワーに戻ってくるまでは、大体24秒くらいです。・ミニオンウェーブがいつくるか?次のウェーブがキャノンウェーブか否か?を意識してください。もしわからないときは、自軍ミニオンのウェーブを見ると良いでしょう。自軍ウェーブとまったく対称の位置に、敵軍ウェーブも存在しています。ウェーブコントロールで失敗した場合は、必ずリプレイを見直し、どうすればよかったかを反省しましょう
。
ちなみにですが、上の場合は
放置してもこちらのタワーに押し込まれない程度のプルウェーブ(相手のミニオンが3体程度多いくらい)に調整し放置しておいて、即座にリコールが大体において正解です。(勿論例外もあります。)
追記予定2.ジャングルコントロール ジャングルワードのススメジャングルのコントロールはジャングラーの仕事だろう、と思っている方がいるかもしれませんが、大きな間違いです。ジャングラーはもう1人の対面とでもいうべき相手で、積極的にコントロールをしていくべきです。(特に、シンジドのようなジャングルファイトで力を発揮するようなチャンピオンにおいては!)
もしあなたが序盤からレーンをプッシュでき、対面を抑え込めるようなチャンピオンを使っているなら、相手ジャングラーを潰すことを視野にいれましょう。
例えば、相手のジャングラーが
などの1周目が辛いジャングラーの場合、
早い段階から押し込んで相手のジャングルクリープにワードを刺すことで、相手のジャングルをソロキルしたりジャングルクリープをスティールしたりすることが可能です。特にシルバー・ゴールドのジャングラーはこのような動きに慣れていないので、一方的に殺すことができるでしょう。
また、レーニングを通してできる限り
や
を敵ジャングル内に刺しましょう。レーン段階のディープワードをジャングラーはあまり警戒しておらず、あまりバレません。
追記予定・ワードの位置敵ジャングル内にワードを刺すと、味方が敵ジャングラー位置を予測することができます。これはTopレーンのみならず、チーム全体にとっての利益です。
ジャングラーは、基本的にジャングルクリープを狩った後にガンクをしようとします。これは、早くジャングルを狩ることでジャングルクリープを常に湧き待ちの状態にし、効率よく経験値を稼ぐためです。このため、ジャングルにワードを刺すと様々な情報を得ることができます。
・あるサイドの敵ジャングルクリープが湧いている場合、多くの場合、敵ジャングラーはそのジャングルクリープを今まさに狩りに向かっています。
・もしTopサイドの敵ジャングルクリープが湧いたままになっているのに相手ジャングラーが見えない場合は、Botサイドか、自軍ジャングルか、オブジェクトが危険です。なぜか敵ジャングルクリープが放置されているということは、敵ジャングラーが潜伏したり、行動を起こしている可能性があります。危険ピンを鳴らしましょう。
・もし敵ジャングラーが低ヘルスでいる状態が見えた場合、それはキルチャンスか、オブジェクトのチャンスを意味します
・もし敵ジャングラーの位置があるサイドに見えた場合、逆サイドは安全といえます。つまり、Topサイドジャングルに相手ジャングルが映った場合には味方がBotサイドジャングル内に侵入できたり、味方ジャングラーがカウンターガンクの危険なく安心してBotガンクに向かうことができたり、逆サイドのオブジェクトを取ることができたりします。
以上のことを考えながら、味方のジャングルと協働しましょう。
3.どのようなときにプッシュし、どのようなときにプルすべきか?本節の1及び2が関わる項目です。
1.で述べたように、レーンコントロールの目的は対面とのミニオン習得量の差を最大化することですが、このゲームは対面だけでなくジャングラーの介入があります。端的にいうと、プッシュすべきタイミングとプルすべきタイミングは、敵・味方ジャングラーの位置によっても大きく変わるということを意味します。
では、どのような場合にプッシュすべきでしょうか?
プッシュのデメリットとして
敵ジャングラーのガンクを受けやすいというものがあります。しかし、相手ジャングラーが逆サイドにいる場合は敵ジャングラーのガンクを受けません。当たり前の話ですが、意識できている人は案外いません。
敵ジャングラーが逆サイドにいる確信がある場合はプッシュしてウェーブを押し付け、敵ジャングル自分サイドの視界をコントロールすべきです(ゾーニングしたい場合等を除く)。
ウェーブを押し付けることによって得られる時間を使って様々なことができます。
・敵ジャングル内ワーディング
・コントロールワードを使ったデワーディング
・フルーツ・カニのコントロールプッシュすることには多くのメリットがあり、たいていの場合において正解です。では、プルウェーブにすべきタイミングとはいつでしょうか?
!敵ジャングラーがガンクしにきそうなときこれは当然ですね。敵ジャングラーがガンクしにきそうな状況でプッシュレーンになっていることは、ガンクを簡単に受けてしまうということを意味します。
敵ジャングルクリープにワードを刺し、敵ジャングラーのルートを予想し続け、常に数十秒後のジャングラーの位置を考えながらプッシュするべきか否かを考えましょう。
!味方ジャングラーがガンクしにきそうなとき味方ジャングラーの移動ルートは常に把握しましょう。味方ジャングラーは基本的に、ジャングルクリープが湧いているサイドで行動をします。
もし自分サイドのジャングルクリープが湧いていて、レーンがプルウェーブ、味方ジャングラーがフルヘルスで自分サイドに向かっている時は味方ジャングラーにとって格好のガンクチャンスです。
ほどほどのプルウェーブを維持しレーンをフリーズして適当なタイミングでヘルプピンを出しましょう。高確率で味方ジャングラーがガンクに来てくれます。
ガンクで有利を作りたいときは、味方ジャングラーがガンクに来やすい環境を整えることが必須です。味方ジャングラーに文句をいう前に、ジャングラーがガンクしやすい状況を作れていたか?を意識しましょう。ウェーブをコントロールし、コントロールワードを置くのです。
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