ビルドガイド: モルガナ - Morgana

モルガナ: LOLにおいてCCは最強!ミッドモルガナのすすめ

執筆者: TELL (最終更新日: 2016-12-30 12:59:25)

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このガイドはバージョン 6.24.1 の時に書かれたものです。ガイドが書かれた後に新しいパッチがリリースされています。
アイテム等が削除されていたり、効果が変更になっている可能性がありますので、ご注意下さい。
ルーン改定前のビルドのため、ルーン情報が存在しません
はじめまして。細かな説明が載っているモルガナのビルドが無いということで、自分の成長のためにもこのビルドを書くことにしました。
モルガナは、私が最もキャリーできているチャンピオンであり、自分がレーンで勝てなくてもCCにより、味方にダメージを出してもらうこともできるので試合に勝てることが多いです。
ハードCC、AOE、DoTダメージ、CC無効の魔法シールド、と多くの有用性のあるスキルを備えており、スキルが単純であるがゆえに初心者にも使いやすい。というわけで難しい操作が苦手なあなたにオススメ!そんな感じのモルガナビルドガイドです。
※初心者~中級者向けですので、現時点でモルガナで高勝率を維持している方は見る必要がないかもしれません。

サモナースペル

スキルオーダー

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R

ビルド

最終ビルド


初手

コア

選択

その他

最終ビルド

イントロダクション
今回紹介するモルガナですが、他のミッドレーナーと同様にダメージを出すことに重点を置いています。ですので、もっとサポーティに動きたいという方にはお勧めできませんので、よろしくお願いします。
モルガナといえば、日本サーバーができてジ=ロット・ポータルを買うモルガナが流行りましたが、今回私が紹介するビルドはルーデンエコーをメインとして、ダメージを出すビルドです。
自分がいるレート帯だと、「体力ほしいからとりあえずRoA!!」とか「モルガナはとりあえず初手ゾーニャ買っとけばいいでしょ」という人が多いです。それが間違いであるとは言いませんが、脳停止でアイテムを買うよりもダメージの出るアイテムを買って上手く立ち回ったほうが勝てると思います。
安全に立ち回れるスキルがあるんだからダメージを出そう!というのが今回のビルドです。
ルーンとマスタリー

ルーン

CD低減が10%になるようにつける。モルガナはCDが重要であるため、アイテム込みで40%になるようにする。


マスタリー

キーストーンは雷帝の号令か死神の残り火で意見が分かれるが、レーン戦において雷帝の号令のほうがダメージを与えやすいため、こっちを選ぶ。特に雷帝の号令は、Wだけで発動させることもできるため相性が良い。
サモナースペル
フラッシュ
ブリンクスキルの無いモルガナにとって必要不可欠なスペル。
敵チャンピオンに近づかないと発動できないRとも相性が良い。


テレポート
ボットレーンなどにガンクしたりするのに役立つ。QやRがあるため、テレポートを使用してのガンクは決まりやすい。
また、レーンが押された状態で帰った際や、倒されたときにテレポートを使用してレーンに戻ることによりミニオンのロストを減らすことができる。


イグナイト
「倒しきれなかった・・・」を減らせる。
DoTであるWが主力のモルガナにとって「倒しきれない」というのはよくあるため相性が良い。


イグゾースト
個人的にはありかもしれないと思い始めている。アサシンチャンプ相手のときに持っていればかなり有利になれる。
アイテム
ルーデンエコー
自分が火力を出すことが目的の今回のビルドにおいて最も重要なアイテム。最も重要とか言っておきながら、対面がきつい場合は買うのを諦めることもある。これを買った後の火力は段違いなので、買う前が五分五分、もしくは微有利の場合一気に有利な状況にもっていくことができる。また、ミニオン処理が格段に早くなるため、プッシュ能力が高まる。
これを買うのを諦める場合については後述。

モレロノミコン
スキルのCDが長いモルガナにとってCD低減アイテムは重要である。基本的にはマナ確保のためにロストチャプターだけ買っておき、ルーデンエコーが完成してからこれを完成させる。このアイテムはどのビルド順になっても必ず買う。でないとスキルのCDが長すぎてダメージどころか味方を助けることすらできない。

ゾーニャの砂時計
ととても相性が良いアイテム。基本的に買うことになるが、相手が腐って自分が育っている場合などは買う前に試合が終わることが多い。対面がADアサシンできついと感じた場合はシーカー・アームガードだけ買って、他を先に完成させる。あまりにも対面がきついと感じたらこれを先に完成させても良い。ちなみにこれを先に完成させなければならないほどきつい場合はルーデンエコーを買っている余裕などないのでは諦める。

アビサルセプター
APバースト系に対して買うアイテム。ゾーニャの砂時計のMR版のような買い方になる。ただ、これを買ったからといってゾーニャの砂時計を買わないわけではないので注意。シーカー・アームガードのように対面がきつなと感じたら素材であるネガトロンクロークだけ買って、他を先に完成させる。あまりにも対面がきつい、バーストで倒されると思った場合はこれを先に完成させても良い。ゾーニャの砂時計と同様、これを先に完成させなければならないほどきつい場合はルーデンエコーは諦める。

ヴォイドスタッフ
相手がMRを買い始めたら4つ目くらいで買う。

リーライ・クリスタルセプター
初心者がよく考えないで買うアイテム。WやRと相性は良いので買うのは良いが、よく相手を見て考えて買わないと無駄になることが多い。自分がかなり育っているときは4、5つ目で買うと良い。Wを置くだけで雷帝の号令とルーデンエコーの効果を発動させた上でWの上にとどまる時間が長くなるため、かなりのダメージが出る。また、集団戦においてもかなり活躍するほか、Qが当てやすくなるなど、メリットは結構ある。Qを当てなくてもWを置くだけで相手から逃げることもできたりする。

ライアンドリーの仮面
タンクを溶かす役割が自分しかいない、もしくは相手のタンクがかなりきついときに買う。基本的にモルガナは、味方の援護をしつつもダメージを出すチャンピオンであるため、タンクを溶かすのはADCを守ってADCにやってもらう。
一応リーライ・クリスタルセプターとは相性が良い。

ラバドン・デスキャップ
自分がかなり育っているとき、もしくはビルド最終盤で買う。基本的にはCD低減などの他のアイテムが優先。

ヘクステック・プロトベルト01
ブリンクが無いモルガナにとって相性は良いが、他のアイテムのほうが優先されるため買うことはほとんど無い。

ロッド・オブ・エイジス
よくこれを買うモルガナを見るが、序盤がかなりきついうえ、自分がダメージを出すのではなくサポーティに動くことになってしまい、味方依存が強くなるためお勧めしない。特にこのアイテムの変更があってからは弱いと感じる。

ソーサラーシューズ
他の候補としてアイオニアブーツがあるが、ルーンでCD低減10%があるため、今回はこれ一択。

ジ=ロット・ポータル
ミッドモルガナといえばこれ!という人は多いでしょうね。日本サーバーが開設された時にかなり流行りました。普通に強いです。しかし、自分がダメージを出すのではないため、通常のミッドレーナーのような動きをしてはだめということは注意しましょう。
今回のビルドでは買わないつもりでしたが、対面に絶対に勝てない、かつ、味方にダメージを出せるチャンピオンが十分にいる場合は買っても良いと思います。




というわけで、理想の順番は






⑥後は状況に合わせて

①と②の間でドランリングを買い足したり、ドランリングを買い足して②の前にを買っても良いと思います。
スキル
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ミニオン処理が最優先であるため、Wを最初に上げる。
W→Q→W→Eとしているが、対面がバーストまたはハードCC持ちの場合W→Q→Eでもよい。
というより、そうしないとあっさり倒されることが多い。

Passive

Passive: 自身のSVが増加する。Lv1/7/13で増加値が上昇する。
増加SV: 10/15/20%

モルガナにとっての縁の下の力持ち・・・どころではない。
序盤こそ回復量が少ないものの、APアイテムが揃うにつれて回復量がばかにならなくなる。
マナさえあれば体力はこのスキルでどうにかなるので、レーン戦を維持するのにかなり活躍する。

Q

Active: 指定方向に魔法弾を飛ばし、当たった敵ユニットに魔法DMとSnareを与える。
魔法DM: 80/135/190/245/300 (+0.9AP)
Snare効果時間: 2/2.25/2.5/2.75/3s
Cost: 50/55/60/65/70MN CD: 11s Range: 1175

攻めにも逃げにも使える最大3秒のスネア。
スネアがメインのスキルとしか考えていない人が多いが、ルーデンエコーがあると意外と大きなダメージが出る。
弾速が遅いが横幅が広いため比較的当てやすい。CDが長いので注意。


W

Active: 指定範囲に苦悶の沼を5秒間発生させ、上にいる敵ユニットに0.5秒毎に魔法DMを与える。対象の減少HP1%につき、このスキルのDMが0.5%上昇する(最大で150%DM)。
最小魔法DM(1Hit毎): 8/16/24/32/40 (+0.11AP)
最大魔法DM(1Hit毎): 12/24/36/48/60 (+0.165AP) 効果範囲: 350
Cost: 70/85/100/115/130MN CD: 10s Range: 900

モルガナのメインダメージ源。基本的にQを当てたら置く。
対象のHP割合に依存するため、相手の体力が少ないときのダメージはかなり大きい。
ルーデンエコーがあるとQを当てなくてもWのみである程度のダメージが出せる。

E

Active: 対象の味方Championに魔法DM(物理DMとTrueDMは対象外)を軽減するシールド(5s)を付与する。また、シールドは全てのCC(Stun、Slowなど)を無効化する。
シールド耐久値: 70/140/210/280/350 (+0.7AP)
Cost: 50MN CD: 23/21/19/17/15s Range: 800

シールドがある限りCCが無効なインチキスキル。J4ジャングルなどでなければ基本的にガンクを回避できる。

R

Passive: このスキルの範囲内に敵Championがいない場合、このスキルは使用不可になる。
Active: 周囲の全ての敵Championに魔法DMとSlow(20%, 3s)を与え、全対象と闇の魔力の鎖で繋がれる(3s)。3秒間各対象が鎖の範囲内(範囲1050)に留まっていた場合、その対象に同様の魔法DMとStun(1.5s)を与える。
魔法DM(1Hit毎): 150/225/300 (+0.7AP)
Cost: 100MN CD: 120/110/100s Range: 625

集団戦で大活躍AOECC。ダメージ判定がスキル使用直後と3秒後の2回あるのが特徴。
相手がバーストダメージを出すようなチャンピオンでなければ逃げに使うこともできる。

※スキル詳細はLoL日本語Wikiより。
モルガナの戦い方
ここでは自分なりの戦い方を説明します。あくまで自分がこのような戦い方をしているだけでこれが絶対正しいというわけではないです。
また、スキル説明の欄で説明しなかったスキルの使い方もここで紹介します。


【レベル1~5】

CSを稼ぐときです。モルガナは基礎ADが55とMIDレーナの中では高い部類です。
CSは取りやすいほうだと自分は思うのでできるだけミスしないようにしましょう。
対面がメレーチャンピオンの場合、相手がミニオンにAAをしているところにWを置き、AAを入れることで雷帝の号令が発生するため、かなりのダメージを相手に与えることができます。また、Wが置いてあるだけで相手に「CSを取る(ダメージを受ける)」か「ダメージを受けない」の二択を迫ることができ、CSを取る(ダメージを受ける)ことを選んだのなら、それを繰り返すことで相手を先にリコールさせることができ、ダメージを受けないことを選んだのなら、そのままCS差で勝つことができます。
このCS差で勝つというのが重要で、モルガナはWがDoTであるため、ダメージを出し切れないことが多いです。つまり、相手を倒しきることが難しいため、CS差で相手との所持金の差をつけることが非常に重要です。
を使用して早めにミニオンを処理し、相手タワーに押し付けることで相手のCSミスの機会を増やすことができるため、CS差をつけやすいと思います。
を使うタイミングについてですが、基本的にはミニオンをタワーに押し付けてから、タワー内の相手に向けて使います。この時注意しないといけないのが相手のジャングラーの位置です。視界を確保して相手ジャングラーが近くにいない、もしくは来ても逃げられる状況で使いましょう。でないと、Qを外したときのリスクが大きいです。
さえ当ててしまえばWを置くだけで相手にどんどんダメージが入ります。
相手のガンクについては、味方ジャングラーと協力して視界を確保して、事前にガンクを回避することが好ましいですが、もしガンクが来た場合でも、あせらずにQやEで対処するようにしましょう。このとき焦ってEを使ってしまうと、Eの効果時間が切れるまでに逃げ切れなかったり、APダメージでシールドを消されたあとにCCを受けてしまうことがあるので、Eを使うタイミングには十分注意しましょう。


【レベル6~レーン戦終了まで】

レベル6になりRが使えるようになれば、キルできる可能性が大幅に上がります。今回はテレポートを推奨していますが、イグナイトを持つ場合は積極的にキルを狙っていきましょう。
さて、そのRについてですが、モルガナを練習してRの一発目でどのくらいダメージが出るのか把握しておく必要があります。Qではどうしてもダメージが微妙に足りないことが多い(WがDoTであるため、ポーションを使われると倒しきれないことが多い)ので、Rの一発目を入れることによって倒します。また、「まだこの体力なら大丈夫だろ」と思っている相手に対して予想外のダメージを与えることもできるため、Rのダメージは把握しておくようにしましょう。
「レベル1~5と同様の戦い方をしているが、相手の体力が削れず、キルできそうにない」という場合はロームをすると良いです。モルガナはQとRがあるため、ガンクが刺さりやすいです。テレポートを使用してのガンクが好ましいですが、徒歩でも十分できると思います。また、ボトムレーンに相手ジャングラーのガンクが来た場合にテレポートでボトムに飛ぶことで、QやEによる味方のデスの回避、さらにはQによるキルも狙えます。もちろんですが、トップに対しても同じことが言えるので、マップは常に見るようにしましょう。


【集団戦】

モルガナが最も活躍できる場所です。Rをできるだけ安全に使いたいので、靴を除いて3アイテム目までにはゾーニャの砂時計を完成させておくことが好ましいです。もし、が完成していなくても、Qで、十分仕事はできますし、Eで逃げ回るだけでもスタンまで持ち込むことができます。ゾーニャの砂時計が無い状態でのRは相手をRの一発目、もしくはスタン解除までに倒しきれると判断したときか、Rを使うのに絶好の状態(フラッシュを使わなくても3人以上巻き込める)のときのみにしましょう。Rが上手く決まらないなら、Qでダメージを出したり、Eで味方を援護して良いタイミングになるまで待ったほうが良いです。そのような状況でないのに焦ってフラッシュRなどの無理やり敵に突っ込む使い方をしてしまうと、Rのスタンが決まる前に倒されてしまいます。状況をよく確認してから使うようにしましょう。Rを無理やり狙うより、Qを当てやすい位置から当てたほうが強いです(ゾーニャの砂時計が無い場合)。
集団戦中はQやRのことばかり、考えてしまいがちですが、Wを味方が戦っているところに置くだけでも雷帝の号令とルーデンエコーの効果が発生するので、大きなダメージを出せるうえ、相手は「Wの上で戦う」か「Wから逃げる」の二択を迫られることになります。

【その他】
モルガナはQによるピックアップがとても強いチャンピオンです。タワー付近での睨み合いや、ドラゴン・バロン前での睨み合いの際にQで相手を捕まえることができれば、味方はそれに合わすことができるため、そこからの小数戦や集団戦を有利に進めることができます。特に、味方のダメージディーラーが近くにいるときにQを当てれば、自分のWと合わせて簡単に倒すことができます。
最後に
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

モルガナはテクニカルなチャンピオンではなく、やることが単調なところもあるため、あまり好きじゃないという人もいるかもしれませんが、初心者の方や、今モルガナを使っている人に読んでもらって少しでも活躍の場が増えたら良いなと思っています。

おそらく、あとから「これ書いてなかったな」とか「これ間違ってるな」とか出てくると思うので、暇なときにまた書き足したいと思います。
それと、特定のチャンピオンに対する戦い方やカウンターなどについても暇なときに書こうと思います。

その他、もしお気付きの点がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

執筆者

TELL



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