Patch7.24現在イブリンの勝率が1位に躍り出ました。キルポテンシャルの高さ・操作の簡単さも相まって、構成を選ぶチャンピオンといえども個人的にはnerfを避けることが出来ないところまで来てしまったなと感じますが、
残念ながらブロンズでの勝率は40%付近で低空飛行し続けています。
これだけキルポテンシャルの高いチャンピオンで負けるということは概ね
マクロが原因です。なので、初心者の方向けにJGとしての基本的な立ち回りについて、一部イブリンを使う上での視点も交えながら解説致します。
なお、私はJGメインでありながら
JGはレーナーの奴隷という思想の持ち主であるため、その点をご留意していただいた上でご覧いただけると幸いです。
【やるべきこと】■視界管理⇒各セクションで説明させていただいているので詳しくは割愛しますが、一つ書き加えるとすれば
コントロールワードはしっかり買うということです。
置く場所についてですが、敵JGが頻繁に自陣の森に入ってくるのであれば
青バフ付近のブッシュ、
赤バフとドラゴン・バロンピットの間にあるブッシュに置くだけでカウンタージャングルを牽制しつつレーナーへのガンクを多少なりとも防いでくれます。
間違っても
75Gがもったいないからなんて理由で買わないということはやめてください。75G支払うことで得るリターンのほうがはるかに大きいです。
ステルスワードと比較してコントロールワードの効果で一番のポイントが、
ステルスワードと違って「自分の位置を補足されてしまった」と、自覚させることができる点です。
コントロールワードを見つけたからといって安易にAAを4回も当てている間に、視界のないところから寄ってくる敵に囲まれるなんてことは多々あります。よって、必ずしもコントロールワードは見つかったからといってすぐに壊されてしまうとは限りません。もし壊されたとしても
「75G払ったおかげで味方が死なずに済んだ。300G以上渡らずに済んだ」と考えてもいいでしょう。
また、コントロールワードの購入は上記に限らずバロン・ドラゴンファイト時にも非常に重要です。バロンファイトの時間帯になると獲得ゴールドも溜まっており、アイテム欄が一杯になっているかもしれませんが、一度立ち止まって考えてみてください。
「果たしてバロンファイト直前に低価格の素材アイテムを持つ必要はあるのか?」と。
これについては状況にもよるため一概に決め付けることは難しいですが、私は300~500Gの素材アイテムを所持してわずかにAD・AS・APを上昇させたところで、集団戦にはほとんど影響を及ぼさないと思います。それよりも、
限界までコントロールワードを所持して徹底的に視界管理をし、相手が理想的なタイミングでバロンファイトに参加できないような状況を作り上げるほうが遥かに大事だと思います。
そして、初心者の中には
視界管理はSUPの仕事と決め付けている方もいらっしゃるかもしれませんが、
それは誤りです。
新ルーンである
の効果で今まで以上に、一度森にワードを置くだけで長時間視界を取ることが可能になりました。SUPにはレーン付近やリバーの視界コントロールをまかせ、JGが視界管理を先導すべきです。SUPがメイジ系だった場合うかつに森に侵入すると簡単に捕まってデスしてしまうため、尚更JGによる視界管理が求められます。
現在はリザルト画面で視界スコアを確認できますが、
視界スコアがチームで3番以下だとしたら確実に視界管理の意識が欠けています。改善しましょう。
■リフトスカトルの獲得⇒ほぼ視界管理に付随することです。スカトルを取るだけでドラゴン・バロン前のリバーど真ん中に視界を取れるため、レーナーの負担を大きく軽減できます。
頑丈で狩るのに時間がかかるためスカトルの獲得を敬遠するJGもいますが、
①スネア等のハードCCをかけるとAR・MRが10まで低下
②ハードCCがかかっている間は与ダメージが25%上昇するため、
のチャームを持つイブリンであれば容易に狩ることができます。積極的に狙いましょう。
■ガンク後の立ち回り⇒JGとしてレーナーに一番求められている仕事です。残念ながら、ガンクが少ないだけで地雷JGの烙印を押されてしまうくらいレーナーには求められているアクションです。
特にイブリンを使う上では
序盤レーナーに負担を大きくかけてしまうため、レベル6以降はガンク一辺倒で行きましょう。
そこで気をつけたいのがガンク
後の立ち回りです。ガンクで重要なのは
敵をキルすることだけではありません、それよりも
敵をキルすることで生まれた有利をいかにしてレーンに還元するかが重要になってきます。
具体的には、
① タワー破壊⇒一番はこれ。ガンク成功後にタワーを折るかどうかの判断材料は、
●敵タワーのヘルスが一度のタワーシージで折れるかどうか
●味方のミニオンウェーブの大きさ(頑丈なキャノンミニオンが生き残っているとベター)
●味方レーナーのヘルスが減っていて、途中から入ってきた敵にキルされる恐れが無いか 等を考慮すると良いでしょう。
また、これは私個人が気をつけていることですが、イブリンは
の性質上、どうしても自分でキルを集めがちであるため、レーナーにゴールドを渡すことが難しいです。
なので、ガンク成功後
「このままレーナーにタワー破壊を任せることが出来る」と判断すれば途中でタワーから離れ、
自分にタワー破壊時のボーナスゴールドが入らないように立ち回ります(タワーから850レンジ離れればボーナスゴールドは入りません)
② ドラゴン・ヘラルドの獲得⇒ イブリンは単独でのオブジェクティブ獲得能力が低いため、ドラゴンやヘラルドを獲得するにはレーナーの協力がほぼ必須です。ガンク後にミニオンがほとんど残っておらず、次のウェーブ到着も時間がかかりそうであれば、こちらを優先しましょう。
なお、ドラゴン等の獲得はタワー破壊後に限ったアクションではありません。反対側のレーンに敵JGが現れた際・・・具体的には、
●Topに敵JGが現れたらドラゴン
●Botに敵JGが現れたらヘラルド
というように、
敵JGが現れたレーンの反対側にあるオブジェクティブはフリーになるため、獲得が容易になります。
このアクションは敵JGが現れた反対側のレーンとMidレーンがウェーブを押していないと、必ずしも成功するわけではないですが、常にJGが意識すべきことだと思います。これが出来ないと立派な
地雷JGです。敵JGにガンクされてるTopレーナーに
「なんでドラゴンもとらずにちんたらファームしてるんだよ」と文句を言われても言い返せません。常に
オブジェクティブ意識を忘れないようにしてください
③ 敵陣森への侵入⇒ そうそう簡単にタワー・ドラゴン・ヘラルドの様なオブジェクティブを獲得できるわけではありません。かといって手ぶらで帰るわけにはいきませんので、基本的にはこのアクションをとってください。
まず第一は
視界管理ですが、これは再三記載しているため割愛。そしてもう一つが
敵中立ミニオンの奪取です。
プレシーズンでは、前シーズンと違い
キャッチアップ経験値のテーブルが変更になりました。これにより、
ひたすらガンクをすることでファームが疎かになっても、ラプター・クルーグを狩ればすぐにレベルが追いつくということがなくなりました。ちなみにこれは現在
のような1vs1が強く、低リスクで敵の森に侵入できるチャンピオンの高勝率を支える一因でもあります。
つまり、敵陣の中立ミニオンを奪取し続けることで、
敵JGとの大きなレベル差を維持できるようになりました。先にタワーを破壊し、コンスタントに敵の森に入り続けることでJG差を縮めることは困難になります。また、こうすることで敵JGの動きを制限し、位置を把握することが出来るため、結果的に味方レーナーへのガンクを未然に防ぐことに繋がります。
■ レーアーのマッチアップを理解する⇒ ガンク後の立ち回りについて解説しましたが、次は
「果たしてどのレーンにガンクするか、どのレーン付近をコントロールするか」です。
JGのゲーム中における立ち回りは、レーナーのマッチアップによってある程度決まります。極論ですが
ピックが終了してゲームが始まるまでのローディング画面である程度プランニングできます。 考慮すべきポイントは、
●どちらのプッシュ力が優れているか
●ハードCCを持っているのはどのレーンか
●ブリンクを持っているか否か
●放置するとレイトゲームで覚醒するチャンピオンはいないか 等が中心です。
具体的には、
●
のようなウェーブクリアに長けているチャンピオンが居れば、付近の「森に侵入した際に敵JGと遭遇してもすぐフォローしてもらうことが可能」だが、一方でガンクに遭うリスクも増加するため、視界管理を厳重にしなければならない。
●
のようなハードCCを持つチャンピオンが居れば、ガンクのセットアップがしやすい。
●
のようなブリンク手段を敵が持っていれば簡単にはガンクが成功しないし、逆に味方に
のようなCCもブリンクも持たないチャンピオンが居れば敵におキャンプされる恐れがあるため、徹底的にフォローしなければならない。
●
のようなレイトキャリーにうっかり仲良しファームをさせると終盤にゲームを壊されないために徹底的にキャンプする。
等の展開を検討できます。
よって、
「なんとなくこのレーンにはガンクが成功しそうだ」等の雰囲気任せなアクションを続けていると、いつの間にかゲームが崩壊したりすることも十分にあり得るため、しっかりとプランニングしましょう。
■ 戦闘が始まれば(始まりそうならば)寄る⇒ レーナー同士の戦闘は、CCがヒットした等の理由で突然始まります。「TopにいるのにBotで戦闘が始まった」等の理由でなければ、基本的に
必ず寄るようにしてください。
中には「今から行っても間に合わないし」という自分勝手な判断で寄るのを諦め自陣の森でファームを続けるJGがいます。これはまるで自慰をするように黙々と自分のためにファームをする様から
「シコファーJG」と揶揄されます。よく
が代表的なシコオファーチャンプとして挙げられますが、どちらともカウンターガンクで優位を取れるチャンピオンなので、まともなJGであればしっかりと寄ってくれます。見ただけで嫌悪感を示すのは勘弁してあげてください。
レーナーの戦闘とは、必ずしもすぐに終わるわけではありません。
①スキルを当てられ、危険だと判断したら下がる
②敵のスキルがクールダンに入ったため反撃する
③味方のスキルのクールダンが上がれば再び攻める といった流れが多少は続きます。もし顔は出せてもスキルはギリギリ届かないというような状況であっても、味方が不利な状況であれば、JGが顔を見せるだけで
表面上は数的有利をとれるため、敵のヘルスが低ければそのまま深追いせずに下がってくれる可能性があるので、顔を出すだけでも十分に有効です。
また、戦闘が始まる前からマップを見ることで事前に
どこで戦闘が起こりそうか把握し、先に寄っておくことも求められます。
①Topのウェーブが大きいからダイブが出来る
②Midが押されているが敵のヘルスも低い
③ADCが敵のCCに捕まりそうな位置取りをしている
④Bot側の視界が取れておらず敵JGが潜んでいるかもしれない 等、マップから得られる情報は無数にあります。戦闘が始まってからは寄るのは当然として、戦闘が始まる前に寄ってカウンターのセットアップをすることも意識しましょう。だいたい相手がスキルを吐ききった後に戦闘に参加できるため、高確率でガンクが成功します。
【やってはいけないこと】■勝手に味方レーナーの優劣を判断しない⇒ SNS等でもよく目にするのが「○○レーンが2回もソロキルされた。下手だから助ける価値ないし買ってるレーンを育てて試合を壊そう」などといったフレーズです。気持ちはよくわかりますが逆に、
「自分がフォローすればソロキルされなかったのでは?」と考えるようにしてみてください。私はレーナーを放置して、TiltやAFKされるほうが遥かに恐ろしいです。
こういった思考は残念ながら、初心者や
ちょっと慣れてきて拗らせたJGにありがちです。どんなプレイヤーでもFeedはします。私だってします。JGはレーナーと違って自分の判断・タイミングで戦闘を仕掛けることができるため、極端にFeedすることは少ないですが、レーナーはCSを取りながら対面とのハラス合戦を常に続け、JGからのガンクもケアしなければならないです。
また、勝てるレーナーを育てたほうが良いという考え方があります。これは私も正しいとは思いますが、
そもそも勝てるレーナーは放っておいても勝手に勝ち続けます。ガンクされないように視界をコントロールしてあげればそれだけで十分です。勝っているレーンにちょっかいを出してキルをせこせこ稼いでも何の意味もありません。
それは勝っているレーナーが強いわけであり、JGとしては何の成果を挙げられていません。勝っているレーンはそのまま任せておき、そこで生まれた余裕を不利なレーンをカバーするために割いても良いのでは無いでしょうか?
これは【やるべきこと】で記載したレーナーのマッチアップに通ずる点もあります。どうしてもカウンターピックを当てられるだけで一生しゃぶられ続けれてしまうマッチアップは存在しますが、それは必ずしもレーナーの腕だけが原因ではありません。
例えばMeleeをカウンターするために敵がピックした
)を
負けているからという理由で放置。
これは99%JGが悪いです。どう考えても見方のMeleeがしゃぶられる前にJGでしゃぶり返せるマッチアップです。ワードがあってガンクできない?ルートを変えましょう、デワードしましょう。
■青バフの独占⇒ これも若干ながら前のセクションに付随することです。Midレーナーには
基本的に青バフは渡すものです。 諸説ありますがJGメインの私も「青バフはMidレーナーのもの」「JGは敵の青バフを喰え」と考えています。
青バフを渡す上でどうしても
①Midレーナーが複数回ソロキルされている
②ウェーブコントロールが甘く見えているガンクをかわさない 等が頭によぎり青バフを渡すことをためらいますが、対面が青バフを持っているのに味方は持っていないとなると更に不利が広がります。というより不利だと分かっているのならフォローしてください。
また、青バフを渡す際に気を付けるのが
ウェーブの状況です。
とある超強豪KRSoloQプレイヤーの翻訳動画でも解説されていましたが、Midレーナーがウェーブを処理している最中に青バフをとりに来させるJGは
地雷です。
レーンから離れている間にCSと経験値をロストしてしまいます。 なので、青バフを渡すと判断したら、
①バフ生存Pingを2~3回鳴らし、Midレーナーにバフを渡す意図を伝える
②ウェーブクリアを待っている間に周辺のグロンプ・ウルフ・スカトルを狩る
③ウェーブが無くなりそうになったら、青バフにTargetPingを付け、叩き始める ようにしましょう。青バフのヘルスは100~200まで減らし、
ウェーブクリアのためにスキルがクールダウンになっているMidレーナーが簡単にラストヒットを取れるようにしましょう。
ちなみにイブリンはAPアサシンのため積極的にスキルを使わなければ森を周れないと思われがちですが、基本的にWを一回とQ連打で一つのキャンプは回れます。なのでイブリンが青バフをもらっても良いという理由にはなりません。しっかりとマナ管理して森を周りましょう。
■安易にミニオンウェーブを食べない⇒ 味方レーナーがソロキルされた後、何故かひょっこりと顔を出してミニオンをひと通り食べた後また消えていくという
低レートあるあるの光景ですが、この挙動には、
①JGの位置がばれてしまい他のレーンへのプレッシャーが弱くなる
②ウェーブの状況がリセットされ、キルされたせいで対面との装備差が広がっているにもかかわらず、タワーから離れた地点でのレーニングをレーナーに強いてしまう という大きなリスクが伴います。
「タワーにダメージが入らないように」とか「ミニオンロストしたらもったいないから」なんて安易な理由でミニオンを食べてはいけません。そもそもウェーブと一緒に敵レーナーがタワーを殴っているのでなければ対したダメージは入りませんし、TPがあればすぐに復帰します。それにJGがウェーブを喰って育った代わりにレーナーが不利な状況になってしまっては何の意味もありません。
JGがミニオンウェーブに手を出しても良い状況は、
①敵のウェーブが大きくタワーダイブの恐れがある
②タワーが折れてしまうほどヘルスが削れている
③ガンク成功で敵レーナーをキルし、速やかにウェーブを押し付けたい に、限ると思います(レーン戦が終わっていればその限りではありません)
ちなみに私は奴隷根性が極まっているため、
ガンクで敵をキルした場合は余裕があるため、自分がCSをとらないように満遍なくミニオンを叩くようにしています。
■敵をキルするだけがガンクではない⇒ ガンクとは必ずしも成功するものではありません。ガンクをするということは
JGの位置を敵に知られてしまい他のレーンへのプレッシャーが弱くなるリスクがありますが、だからといってリスク以上のリターンを必ず得なければならないとは限りません。
どうしても
ガンク=Dead or Aliveという考えのJG、もしくはレーナーは存在します。味方レーナーが絶え間ないハラスで瀕死になり、CSも満足に取れないときはもちろんガンクに行くべきですが、それはあくまでも敵をキルするのではなく「俺は不利なレーンをカバーする」というポーズを見せるだけでも相手へのプレッシャーになるため、それだけでも十分に強気なレーニングを阻害する有効な手段になります。
もしこちらの意図を汲み取れずウェーブを乗越えて敵のキルを狙おうとするレーナーには遠慮なく退却Pingを連打してください
■レーナーの経験値を吸わない⇒ これはイブリンに限った話です。イブリンは
の仕様上、ブッシュではなく敵の視界に入らないギリギリの範囲でレーンにステイし、ガンクのタイミングをうかがうことが出来ます。しかし、無駄にステイすると
レーナーがミニオンを処理した際の経験値を吸ってしまいます。 よって、ガンクをするかしないかの判断は迅速にしてください。そもそもJGはやるべきことが膨大にあるため、無駄なステイは推奨されません。
■安易な暗殺は考えない⇒ これはイブリンを初めとしたアサシン全般に言えることです。イブリンもそうですが、アサシンは一度スノーボールし出すと止まらなくなり、どんどのゴールドを稼ぎますが、その分活躍できるシチュエーションも限られるため
臨界点を迎えるのが早いです。
それを見極めることが出来ずいつまでもソロキルを狙ってしまうと。途中でグループした敵にあっという間に返り討ちに会い味方の有利を覆してしまうキッカケとなってしまいます。これを
スローといいます。
特にイブリンはバーストも出る上にハードCCとステルスを持つため簡単にソロキルできますが、Ultを吐いてしまうと逃走手段がなくなるため簡単に捕まってしまいます。
「相手をキルしたんだから交換は出来ている」と思われる方、残念ですがそれは間違いです。連続でキルをとっているチャンピオンが死亡すると敵にシャットダウンボーナスが渡るだけでなく、
何よりチームで一番育っているであろう脅威が死亡することで敵へのプレッシャーが大幅に弱まってしまうからです。
キルを取りすぎて勘違いしちゃったキル厨(直球)のことをキャリーと呼ぶのは気が進みませんが、少なくともチームで一番ゴールドが集まってスノーボールしている以上今まさにあなたはキャリーしようとしているのです。
少なくともADCやMidを差し置いてチームで一番のダメージディーラーと化しているわけですから、その自覚を持って立ち回ってください。 かなり長くなってしまいましたが初心者向けのJG立ち回りについての解説は以上です。
イブリンが初心者に適しているかどうかという点ですが、ブロンズ以下の勝率が示すとおり私は
適していないと思います。
リワーク前と比較しても今のイブリンは得るものが大きかった分、ウェーブクリア能力・オブジェクティブ獲得能力という
マップコントロールをする上で必須とも言える能力を失ってしまいました。なので、しっかりと考えて立ち回らなければ
ただのKSマシーンと化してしまいます。
バフされた能力も全てキルに繋がるものであり、ハードCC・バースト・ステルスのおかげで誰が使ってもキルに繋がります。どうしても「
キルたくさんとってる!!俺はJG上手いんだ!!!なのに負けたのは味方が下手だからだ!!!!」という勘違いJGを量産してしまいます。はっきり言ってイブリンでキルを取るのは
当たり前です。ですが、ここまでキルポテンシャルが高いチャンピオンだからこそ、オブジェクティブ意識さえ身に着ければ簡単にレートを挙げることが出来ます。ピック率は4~5%とは言えどもプラチナ以上のレートではついに勝率1位を獲得してしまうほどです
ネガティブ・強めな言葉も使ってしまいましたが、JGはしっかりと練習・勉強をすれば自分の判断で勝利につなげることが出来る非常に楽しいロールです。一方でJGの勢で負けるゲームも多く、プロが「JGのせいで負けた」というジョークを残しましたが、あながちそれも間違いではないです。
私のガイドがJG初心者の方の一助になればと思います。私もまだまだ未熟なので一緒に頑張りましょう。
ありがとうございます!
練習したいと思います。
>■勝手に味方レーナーの優劣を判断しない
の1行目「買って」→「勝って」ではないでしょうか。
コメントありがとうございます。今旬のチャンプなので是非使いましょう!
ご指摘ありがとうございます!今週にでもルーン・ビルドについて更新する予定ですのでその際にまとめて修正させていただきますー
自分はシルバー下位のイブ専なんですがいくつか聞きたいことがあるので質問させてください
①イブがレベル6になるまでにレーンが崩壊するせいで勝てない場合どうすればいいですか?
②序盤動けるようにカジックスを練習しようと思うんですがイブの代わりになりますか?
③最近イブのバン率が高いですが、バンされたら何を使ってますか?
急で申し訳ないんですがよければおしえてくださいm(_ _)m
ありがとうございます。ご参考にしていただけて何よりです。
早速動画拝見させていただきました。自分はいつもカウンタージャングルを恐れた効率の悪いルートでポーションガブ飲みしてたのでとても勉強になりました。
ここで言うのもアレなんですが私は最近SUPの練習をしているのでraykingさんのADC解説を拝見させていただいております。とても勉強になります。個人的にはアッシュ・ヴァルスが大好きなんですが、勝率が低いことがイマイチ腑に落ちていないのでそれぞれの解説をとても楽しみにしています。
>>6さん
コメントありがとうございます。
若干長いかもしれませんがご了承ください。
①イブがレベル6になるまでにレーンが崩壊するせいで勝てない場合どうすればいいですか?
⇒レーン崩壊というのはガンクされてですか?それともレーナーがソロキルされてですか?
前者であればJGのワーディングで十分にケアできますが、後者はレーンの状況によってはフォローしようが無いですね。私はピック終了時点でマッチアップが不利そうなレーンがあれば「レベル6までガンクし辛いから無理に仕掛けないで」とチャットで声をかけるようにはしています。
②序盤動けるようにカジックスを練習しようと思うんですがイブの代わりになりますか?
⇒動けるようにというのは序盤からガンクするという意味でしょうか?
私もマスタリーランク7までカジックスは使ってみました。まだまだ理解度が足りていないため断言できませんが、カジックスはあまり序盤のガンクには適していないと思います。
一方で、パッシブを活かした1vs1性能により敵の森を荒らしながらJGと遭遇したら仕留めるというカウンタージャングルに強いため、そういった意味では序盤から動けると思います。
レベル6以降はR進化・モビリティブーツによる素早い寄りとステルスを活かしてドンドンガンク出来ルうえに、W進化による高倍率Slowポークも出来る上にバーストダメージも出る点は十分にイブリンよりも優れていると思いますが、ADダメージのため構成を選ぶ可能性がある点と、集団戦でのパフォーマンスはイブリンに及ばないため、一長一短だと思います。
序盤からのガンクをするのであればブリンクだけでなくハードCCも併せ持つチャンピオンが適しているためレクサイ・エリスを推奨させていただきたいです。
③最近イブのバン率が高いですが、バンされたら何を使ってますか?
⇒私はシーズン7のアーデントセンサーメタ以降OPなJGはひと通り使えるようにしたのですが、プレシーズン以降特に愛用しているチャンプはイブリン・エリス・ラムス・セジュアニですね。
ピックする際の基準は味方の見せピックの段階でタンクが居るか居ないかで判断しています。
特にラムス・セジュアニはそれぞれ拘束力の強いハードCCを複数保有しているだけでなく、イニシエートに優れているCCスキルを保有しているため「あー人数勝ってるし当たってみるかー」みたいな超適当な判断でイニシエートしても簡単に勝てるだけでなく、味方の構成もさほど選ばないため堂々と先出しピックできるためオススメです。
エリスは私個人があまりADチャンピオンにしっくり来ていないので使用していますが、イブリンのバーストダメージに慣れてしまうとはっきり言って全く物足りないチャンピオンだと思います。ですが、序盤から積極的にタワーダイブできるスキルセットのため、序盤から有利なレーンを勝たせるだけでなく不利なレーンのカバーも出来るためとても強力です。
といったところでしょうか。ご参考まで。