アイテムビルドに関して、
の最大の特徴は敵味方の構成に合わせて方向性を変えられることだ。
まず試合に入る前に敵味方の構成を確認し、
にどういった役割が求められるか考えよう。
もし味方のトップレーナーやサポートにタンクがいなければ、タンクとしての役割が求められる。
トップレーナーやミッドレーナーにメイジがいなければ、魔力を多く積む必要があるだろう。
味方チームにタンクもメイジもいない構成だと、魔力と硬さを兼ね備えたアイテムビルド(当ガイドのメインアイテムビルド)にする必要がある。
このダメージ兼タンクビルドは味方にタンクやメイジがいる構成であっても、両者それぞれの役割を分担することも可能だ。
味方にメインタンクがいる状況で
をフルタンクにしても集団戦では無視されがちだ。
のスキルは魔力比率が高めなので魔力を積むことでダメージが大きく上昇し、敵チームにとって脅威となる。
ダメージディーラー・オフタンク(2ndタンク)として対処するのが厄介な存在になろう。
最序盤【初手アイテム】ハンタータリスマン 詰め替えポーション トーテム
は近接攻撃型で中立モンスターからダメージを受けやすく、スキル使用によってマナの消費が激しいため
を持とう。
は通常攻撃が主体となるアイテムなので初手では必要ない。
ポーションは
でも十分に回復するが、安定したファームを行いたい場合やカウンタージャングルが心配だというのであれば
にしよう。
【立ち回り】にとってジャングル1周目に両バフを確保しレベル3になるまでが最大の難関だ。
それまではスキルセットが整っておらず1vs1が苦手なため、早期にカウンタージャングルされると手も足も出ない。
敵のインベードやカウンタージャングルが予想される際は味方と協力して、しっかりと
で視界を取って対応しよう。
またスタート位置を変えたり、中立モンスターを省略したルートを取るといった工夫も必要だ。
ジャングルのルートは様々だが、多くのリーシュをもらいやすいBotサイドからスタートするのが基本だ。
赤バフ側スタートした場合は途中でマナが枯渇するので無理せずにリコールし
を購入してから青バフへと向かおう。
両バフを確保した後は様々な行動が取れるが、リフト・スカトルを狩り川の視界を確保するのは最低限やっておこう。
また
のチャージが残っている場合は相手ジャングルの出入口に設置しておこう。
は1vs1性能は低いというのはよく知られた情報なので、序盤から中盤にかけてしつこく狙われる可能性が高い。
敵ジャングラーと会敵した際は基本的には無理をせずに逃げよう。
ただし体力マナ差・レベル差・バフ差・アイテム差・視界差・レーナーの寄りはどちらが早いかなど状況次第ではしっかりと戦おう。
上記の状況判断で敵を倒せる、
を使わせる、体力減少により予定外のリコールをさせることができるのにも関わらず消極的だと、上記の通り狙われ放題となってしまう。
を攻撃すると痛い目に遭うと思わせ、しつこく狙わせないようにするのが大事だ。
序盤1度目のリコール後は少しでも早くレベル6になるために早めにジャングルアイテムを購入しよう。
ジャングルアイテムを購入できなくとも最低限
は持っておこう。
(中立モンスターから得られる経験値が上昇するため)
もちろん
を購入するのを忘れないように。
【ジャングルアイテム】トラッカーナイフ
ジャングルアイテムは基本的には
を購入しよう。
敵ジャングラーに対応するためには視界が必要だ。
敵ジャングル内や出入口にワードを設置し敵ジャングラーの動向を探るのはもちろんのこと、自軍のジャングルの出入口に設置することでカウンタージャングルの対策にもなる。
ストーカーブレード
はギャンク時に非常に有用だ。
これを購入するのであれば多めのギャンクを行おう。
を撃ち込んだ敵チャンピオンは移動速度が減少し、減少させた分自身の移動速度が上昇するため
を当てやすくなる。
スカーミッシュセイバー
は基本的に購入することはない。
を撃ち込んだ敵チャンピオンから受けるダメージが20%軽減されるため、攻撃系の敵ジャングラーとの戦闘がどうしても避けられなさそうであれば購入してもよいだろう。
【ジャングルエンチャント】ルーンエコー
単純に強くAPタンクであっても
ではなく
を積むのが現在のメタだ。
火力の底上げだけでなく移動速度上昇はジャングラーにとってありがたい効果だ。
シンダーハルク
安定性したタンク性能を求めるのであればこちら。
タンクビルドでは体力を積む機会が多いため、体力ボーナスと相性が良い。
また周囲へダメージを与え続けるため
と相性が良く、ジャングルでのファームの速度も速い。
【靴】アイオニアブーツ
基本的にはクールダウン重視のためこの靴を買おう。
スキルのクールダウンだけでなく、
のチャージまでの時間と
のクールダウンも短縮する。
にとって
の有無は重要なので非常に有用だ。
スイフトネスブーツ
相手のスロウ効果が多めの場合はこちら。
他の靴と比べて単純に速い上安い。
フルタンクにする場合、
を積むとクールダウン短縮が40%を超過すること多いので、その場合は
を積もう。
マーキュリーブーツ
相手のCCが豊富だったり、魔力が多めの場合に積もう。
忍者足袋
敵がマークスマンなど通常攻撃がメインのチャンピオンの多い構成の場合に積もう。
モビリティブーツ
戦闘状態になると移動速度が大幅に落ちてしまうため運用は難しいが、積むのであれば機動力を活かしてギャンクが多めの立ち回りをしよう。
ただし、現在のメタはジャングラーはより多くの中立モンスターを狩ってファームする必要があるため活かしづらい。
中終盤にゴールドに余裕があり、靴にエンチャントをつけるのであれば
ディストーションにしよう。
のクールダウンを短縮し、集団戦でより多く使えるようにしよう。
や
と合わせると40%の短縮になり、
が180秒で使えるようになる。
【その他アイテム】ハンターポーション
は必須ではないが、ゴールドに余裕があればアップグレードしておこう。
このアイテムがあれば安定してジャングルでファームできるのはもちろん、敵との戦闘で体力やマナがなくなればジャングルのモンスターを狩り回復することで継続した行動が可能となる。
最終的には売却するため、アップグレードするのであればできるだけ早い時間帯の方が良い。
トーテム or オラクル or ファーサイト
レベル9以降で
のワードで十分足りると感じた時点でトリンケットは更新しよう。
基本的には
で相手のワードを除去していくが、ジャングルアイテムが
ではない場合は
のままにしワードを置いて視界を確保するのもありだ。
また相手チームのワードが少ない場合や安全に視界を得たい場合は
にしよう。
【立ち回り】の強力なCCを活かしてどんどんギャンクをしていこう。
ギャンクを成功させタワーやドラゴンなどオブジェクトを取って優位を築いていこう。
注意したいのは敵ジャングラーのカウンターギャンクを受けることだ。
や
を敵のレーナーに使った後に敵ジャングラーがやってきてカウンターギャンクされてしまうとひとたまりもない。
の見せ場であるギャンクで優位を作るどころか逆に不利になってしまうと、以降巻き返すのが難しくなる。
そのためにも
のワードで敵ジャングラーの動向を掴むのが大事だ。
また敵の位置を知るのも大事だが、自分が敵に見られているかどうかを知るのも非常に重要だ。
ラプターに
を撃つと敵のワードを発見し除去することができる。
効果時間は90秒間で、1度効果を発動するとバフはなくなってしまう。
効果が発動しない場合、付近には敵のワードが設置されていないことがわかる。
この情報活かしてマップを動き回ろう。
敵がカウンタージャングルしてくる場合はウルフに
を撃つことで敵の侵入を察知することができる。
うまく中立モンスターのバフを利用していこう。
中盤~終盤中盤以降のアイテムは役割や試合の状況に応じて積むべきアイテムが変わってくる。
【タンクアイテム】物理防御アイテムサンファイア・ケープ
ジャングルアイテムを
にする場合は購入しよう。
周囲にダメージを与えるこのアイテムは
と相性が良く、集団戦で敵チームに飛び込む
にピッタリだ。
ジャングルでのファームの速度も向上する。
ただし敵チームにメイジ系チャンピオンが多い場合は
を優先、あるいは購入せずに別のアイテムにゴールドを充てよう。
にした場合、両方積んだとしても自動効果は重複せず、
の効果しか発動しないため必要ないアイテムだ。
フローズンハート
クールダウン短縮とマナを確保できるため
と相性が良い。
ただし体力は上昇しないので
とのシナジーはない。
ランデュイン・オーメン
と違って敵チャンピオンに通常攻撃されないと攻撃速度低下効果は発動しない。
敵チームのADCに粘着しフォーカスされるようにしよう。
クリティカルダメージを軽減できるため敵チームにクリティカルダメージが多ければ購入しよう。
また
とは違って、通常攻撃しなくても発動効果で複数の対象にスロウを与えられる。
デッドマンプレート
スタックが溜まるにつれて移動速度が上昇するのでイニシエートの助けになるだろう。
敵チームのCCが多いとスタックが減少しやすいため注意。
ソーンメイル
敵チームに通常攻撃がメインのチャンピオンが多いなら積もう。
敵の物理攻撃が多くなる終盤に積むと効果的。
魔法防御アイテムソラリのロケット
フルタンクとして運用する場合、敵チームにメイジ系チャンピオンがいれば持とう。
周囲に魔法防御を上昇させるオーラと発動効果によるシールドを展開させられるため、
の得意とする集団戦で有用なアイテムだ。
ただし中終盤に敵のメイジ系チャンピオンが
など魔法防御貫通アイテムを持つとオーラの効果は薄まってしまう。
基本的にはサポートが持つことが多いが、フルタンクの立ち位置だとサポートの持つ
のオーラの圏外に出てしまうことも多いため、オーラが被ってもったいないということはないだろう。
発動効果でシールドを得ると8秒間デバフがかかり、別のチャンピオンの持つ
の発動効果で得られるシールドの耐久値は半減してしまう。
それを避けたいのであれば、
の派生先はより戦略的な
にすると良い。
はサイドレーンのウェーブコントロールに有用だ。
特に中盤以降に敵チームのサイドレーンを担当することの多いトップレーナーがメイジやAPタンクの場合、
の発動効果で強化されたミニオンを倒すのに時間が掛かるため有効だ。
バンシーヴェール
だけでは魔法防御が足りないと感じてきたら積もう。
自動効果はイニシエートする際に止められにくくため有用だ。
スピリットビサージュ
イニシエートの妨害を受ける機会が少なく、クールダウン短縮が欲しいならこちら。
【魔法アイテム】アビサルセプター
魔力と魔法防御が確保でき価格も比較的安い。
自動効果で周囲の対象の魔法防御を固定値で下げるため、
と相性が良い。
リーライ・クリスタルセプター
体力と魔力を確保できる。
で常にスキルでダメージを出すためスロウを与え続けることができる。
と非常に相性が良い。
ただしやや高価なのでビハインドを負っている展開で購入するのは時間がかかる。
また前提アイテムが3つのためアイテム欄を圧迫してしまうので注意が必要だ。
ライアンドリーの仮面
体力と魔力を確保できる。
は
で周囲にダメージを与えるため、
の自動効果と相性が良い。
対象に最大体力の割合ダメージを与えるので敵のタンクに効果的だ。
敵チームのタンクが厄介な存在な場合は購入を検討しよう。
対象が移動阻害を受けているとダメージが2倍になるため、
とも相性が良い。
また固定値で魔法防御貫通を貫通するのも
と相性が良い。
とも合わせることで、敵チャンピオンの魔法防御を無視したダメージを与えられる。
自動効果はまだ体力の少ない序盤だと効果が薄い。
前提アイテムである
がコストパフォーマンスに長けるため、
のままにしておき、その間に別のアイテムを積むと良いだろう。
ロッド・オブ・エイジス
にとって必要な体力・マナ・魔力を確保できる。
ただしフルパフォーマンスを発揮するには10分掛かるため運用は難しい。
ゾーニャの砂時計
より多くの魔力を求めるならこちら。
ただし時間的にもゴールド的にも積む余裕はない。
をタンク運用していない場合柔らかいため、敵チームの中央に飛び込むと一瞬で倒されてしまう危険性がある。
発動効果を使って自身がフォーカスされないように時間稼ぎをしよう。
【立ち回り】中盤以降は基本的に他のジャングラーと動きは変わらない。
序盤に築いた優位を活かしてオブジェクトを確保して、さらに優位を広げていこう。
そしてその優位を活かして得意な集団戦を起こして試合を決めに行こう。
ただし序盤でも同じことだが、
は1人でいるところを狙われると弱いので、勝っているからといって単独行動するのは危険だ。
味方としっかりと連携をとって大勢で戦おう。
序中盤にビハインドを負ったとしても諦めるのは禁物だ。
は終盤における勝率が高い。
アイテムの恩恵を受けることでより強くなるチャンピオンな上、
による集団戦で一発逆転することが可能だ。
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