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WORLDS2018Group Cを楽しむためのデータまとめ視聴ガイド

執筆者: yamaokax (最終更新日: 2018-10-06 15:25:19)

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このガイドはバージョン 8.19.1 の時に書かれたものです。ガイドが書かれた後に新しいパッチがリリースされています。
アイテム等が削除されていたり、効果が変更になっている可能性がありますので、ご注意下さい。
はじめに
リフトライバルズを除けば2016IWCI以来となるDFMの活躍を期待しつつ
直接対決のデータの少ない中、少ないデータながら国際戦の優劣などを引っ張って
なんとなーく戦力比較したり過去のデータや直近のデータをまとめて
より楽しく見ましょう、というものです。

組み合わせはアメリカの3番手枠C9 とブラジル王者KaBuM! e-Sportsです。
この組み合わせが「熱い」のは、2016年2月4日のLOL日本サーバー開設前は
基本的にNAプレイヤーであり、そのNAとおそらく初の直接対決
ある意味”故郷”との対決がクジで叶ったというわけです。
こんなくじ運がなければあとは快進撃していくほかにNAと戦う機会はないわけで見ものです。

勝ち抜け予想所感
redditにありましたGroupCの抜けチーム予想 DFMは2%になっています
肩肘張らずにアップセットに期待して応援できて良いと思います。


なお、昨年DFMと同様にPool3から先に進めたのは4チーム中Lyon1チームのみ
しかし Dire Wolvesは今回日本と当たるPool2CBLOL地区のTeam oNe eSportsに1勝1敗で
プレーオフまで持ち込んでおり、Pool1が4勝した場合、Pool2から1引くことがプレーオフ
ひいては次のステージに進む上で重要になる。(昨年のPpol1の勝率は10/12 83%)
DFMと対するPool2のKBMは初日、言ったら勝てたらラッキーのC9と1試合行ったあとの2試合目
3日めは双方1発めでやり合うことになる。
見方は色々、1試合終わって温まってるKBM有利、1試合やって疲れてるKBM不利、等々あるが
DFM的にはC9に「クる」勝ち方をKBMにしてもらうと有利になりそう。
当日は皆でC9を応援しようね。

役立つリンク集
GamepediaのLOL関係 基本ここから持ってきてます

GameOfRegends こちらも海外チーム見るのに役立ちます
TrackingThePros KRサーバーの現地練習中のプロのアカウントが見れる。ソロQでのピック幅やレートがわかるよ。
OPGG(kr) 上で出たKRの名前を検索すると対戦相手含めたデータが見れます。ちゃんとKRに変えてね。

日本代表DFMの過去の世界戦成績
過去のDFMの世界戦成績(S5以降)は以下の通り

2015
IWCI 2015 1勝5敗
7チームの総当たりで上位4チームが上に進める中1勝5敗。
オーストラリアの強豪チーフスも3-3で落ちる激戦のなか
ラテンアメリカ1位 Kaos Latin Gamers(Worlds2018Dグループのプール3)相手に一勝をもぎ取る。
そのKLGもCIS地域のFakerことmidのKiraを擁したHard Randomからの1勝以外は5敗という形で
世界との壁を厚く感じる、この7チームだと最下層と言って差し支えない結果となった。
当時はjg:アスタロール/sup:Kazu/Top:Bonzinの純日本人チーム。

IWCT 2015 Turkey 2勝4敗
前回のIWCIからSummerシーズンを挟んで、Worlds2015への出場枠1を掛けて
LJLのDFM/オセアニアのチーフス/東南アジアのバンコクタイタンズ/トルコのDark Passage で争った。

Chiefsにはリフトライバルズでもよく顔を合わせるSwip3rR、
Bangkok Titansには同じくライバルズでよく見るG4(現Ascension Gaming(Worlds2018Bグループのプール3)
Dark Passageには現SuperMassive(Worlds2018Bグループのプール2)のZeitnot
と、現在でも各地域で活躍しているメンバーが出場している大会で
結果は2-4の4位。最下位だが、おそらく日本シーンを一番強くアピールした大会だったと思われる。

1試合目はダークパッセージ相手に16分ほどまでは微不利ながら
後半有利を広げられて敗戦。midジリアンが活躍したもののZeitnot大爆発。

2戦目は開幕戦バンコクタイタンズに勝ったChiefs相手に19-6の勝利
「アサシンのイメージがない」と近年のファンに言われるCerosダイアナが9-1-6とキャリーした試合。

3戦目はバンコクタイタンズを相手にYutaponトップRyzeが爆発し
11-1-5のスコアを一人で叩き出し勝利。

一日目を終えてDFM2-1/Chiefs2-1/バンコクタイタンズ1-2/DP1-2
上位2チームが決勝、同じ組み合わせで3試合、と考えると十分決勝が見えていた
DFMは負けた試合もメタ外のジリアンmidが機能し悪くない展開、3試合目はTOPキャリーも見せ
客観的に見ても、この段階では決勝進出に最も近いと言ってもよい状況だった。

二日目の1試合目DP戦、30分まで微有利で進めたなかCerosのGPが国際戦でペンタキルをかまし
この大会の主役がDFMなのでは、というほどのインパクトを残したわずか2分後
Midセカンドタワーのシージ中にイニシエートしにいったグラガスが空振り、一瞬で落とされ
そのままcerosも落ち敗走、の間に5000G優位がありながらバロンを取られる
その後はDFMもバロンを取りつつ一進一退、2インヒビを割るもbotインヒビタワーを折れないまま
じりじりと金銭差を詰められ3度めのバロン、先にポジションを取ったDFMがラッシュ
早めに飛び込んできた相手jgを処理している間に開始6秒でバロン体力が1600まで減る
そのときピット外射程距離ギリギリからmidNaruヴァルスが溜めたQを発射
ピット内のサポートKazuを貫き、1100まで減ったバロンに直撃でスティール成功
Q直後にヴァルスのultも発射され流れで勃発した集団戦も0-3
DP側はそのままMidのセカンド、インヒビ前、インヒビと貫通してGG。

最悪の流れで続くChiefs戦をいいところなく惨敗
最終戦はバンコクタイタンズとの一戦、40分で計62キルという殴り合いになったが
東南アジアの風は東南アジアに微笑む形で、要は相手の形にされてしまい40分で40キル取られる形で敗北。

結果論になるが、もしチーフス戦にそのまま勝てていれば少なくとも3-3でプレーオフ圏内
最終戦に勝てていればバンコクが2-4で脱落
優勝は一度は勝てていた、二度目も途中まで五分に戦っていたバンコクタイタンズとなり
結果的にDFMはこのあと「あと1勝」の呪いに何度か苦しまされることになる。

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2016
IWCI2016 3勝4敗
昨年からチームが増え8チームの総当たり上位4チームがトーナメントに進み1チームが世界へ
海外チーム紹介はLOLJPのが残っているのでそれで。
世界戦といえど強豪は似ているので似た組み合わせだが
昨年もいたCISのHard Randomは後の2016Worldsでブランドサポで話題になり
ベスト8までのし上がったLikkritが加入したHardRandomなどがいる中
そのCISのHardRandom、今回も当たるCLS地区を勝ち上がったIsrusGaming
そしてChiefsに勝ったものの3-4で敗退。もし調子を崩していた最下位LyonGamingに勝てていれば・・・

これ以降DFMの世界挑戦は2018までなくなるわけだが
本当に当落線すこし下の”惜敗”が続いている歴史がある。
歴史的に日本は比較的新しい地域で若さが出てしまっていたとも言えるが
LJLも2015で本格化してから4シーズン目。
久しぶりにプレーオフの”ジンクス”を打ち破ったいま、この”惜敗”のジンクスを
”惨敗”でない方向で打ち破ることを期待したい。
対戦3チームの韓国ソロQレートと使用チャンプ
https://www.trackingthepros.com/bootcamp
LOL先進国韓国では上記のようなサイトが有る。
要はスパアカを監視して、ブートキャンプに来てる海外プロのソロキューを見れるサイト。
ここで、各チームのレーン別のレートを見てみたい。

TOP
C9 Licorice
ランク:マスター
勝率:61勝 34敗   勝率 64%   4.6 / 4.7 / 5.6
使用チャンプ:エイトロ19試合42%/アーゴット10試合80%/ポッピー8試合88%/アカリ7試合86%/ヘカリム6試合50%

KBM Zantins 
ランク:D4
勝率:115勝 125敗 勝率48%  5.9 / 4.8 / 3.9
使用チャンプ:イレリア26試合58%/フィオラ25試合60%/アーゴット18試合44%/ライズ17試合65%/ジェイス17試合47%

DFM Evi
ランク;チャレ
勝率:553勝 491敗  勝率53%  4.6 / 4.2 / 6.6
使用チャンプ(過去7日):アーゴット14試合57%/サイオン10試合60%/GP4試合50%/オーン4試合50%
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JG
C9 Blaber
ランク:マスター
勝率:88勝64敗 勝率58%  5.7 / 5.6 / 9.2
使用チャンプ:キンドレ26試合54%/タリヤ25試合64%/ニダリー18試合67%/グレイヴス17試合65%/シンジャオ12試合67%

KBM Ranger
ランク:D1
勝率: 105勝 88敗  勝率54%  5.5 / 6.6 / 9.6
使用チャンプ:タリヤ23試合61%/キンドレ20試合70%/リーシン19試合37%/ニダリー17試合53%/グラガス16試合69%/グレイヴス15試合40%
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MID
C9 Jensen
ランク:マスター
勝率: 56勝42敗  勝率57%  5.5 / 6.6 / 9.6
使用チャンプ:イレリア14試合79%/ライズ9試合67%/パイク8試合50%/ガリオ6試合83%/ハイマー6試合50%/ルブラン6試合33%

C9 Goldenglue
ランク:D1
勝率:82勝 56敗  勝率59%  5.1 / 3.9 / 5.5
使用チャンプ:アーゴット23試合57%/イレリア22試合55%/エイトロ21試合52%/カサディン12試合67%/ライズ11試合55%

KBM Dynquedo
ランク:マスター
勝率:115勝 83敗  勝率58%  6.4 / 4.0 / 4.9
使用チャンプ:ルブラン34試合71%/アカリ25試合40%/シンドラ23試合61%/イレリア17試合59%/ゼド14試合64%

DFM Ceros
ランク:D4
勝率: 881勝 909敗  勝率49%  3.6 / 5.1 / 5.3
使用チャンプ7日:ビクター14試合50%/ゾーイ7試合14%/ハイマー5試合80%(S8全体だと398試合ハイマーやってる…)

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ADC
C9 Sneaky
ランク:マスター
勝率: 47勝 25敗  勝率65%  5.6 / 3.6 / 7.7
使用チャンプ:ルシアン13試合62%/ザヤ13試合62%/トリス11試合64%/カイサ8試合75%/ジン5試合80%


KBM TitaN

ランク:D1
勝率: 90勝 89敗  勝率50%  6.1 / 8.2 / 5.5
使用チャンプ:ルシアン24試合54%/カイサ23試合52%/ヴァルス12試合75%/トリス12試合58%

DFM Yutapon
ランク:D1
勝率: 356勝 336敗  勝率51%  4.1 / 3.7 / 8.5
使用チャンプ:ヴァルス6試合67%/ヴェイン5試合40%/ルシアン4試合75%

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Sup
C9 Zeyzal
ランク:マスター
勝率: 42勝 23敗  勝率65%  2.8 / 5.0 / 9.9
使用チャンプ:スレッシュ21試合71%/サイオン12試合58%/アリスター8試合63%/ラカン5試合60%

KBM Riyev
ランク:D1
勝率: 93勝 86敗  勝率52%  2.9 / 6.3 / 12.0
使用チャンプ:パイク45試合62%/ブラウム24試合63%/シェン14試合29%/ラカン13試合38%


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所感
C9はレギュラー全員がマスター以上。ハンドスキルの高さがNA組でもトップクラス。
MIDはキャリー型のJensenと試合を落ち着かせるタイプのGoldenglue と
KDAからもわかるように、どちらの試合にも対応可能。
レートだけ見るとDFMとのギャップが大きいMIDを重点的に崩してくる可能性があり
特にJensenが2015からのキャリアで一度もプレイしてないと思われるハイマーをこの時期6試合もピックしており
かつ今季はかつてのセロスの相棒MIDジリアンをNAプロシーンでも愛用している。
対策、あるいは取り上げの可能性も出てきており、DFM戦に出てくるのはJensenと予想。

KBMは並べると D4 D1 マスター D1 D1(サブD4)となっており
ハンドスキル的な面ではアサシンの得意なMIDが一枚抜けている。
チームの傾向としてはダメージの1/3をADCに依存しているチームであり
またTOPはピック傾向の通りスプリットを狙っていそうな向きがあり
KDA、直近プロ試合のKPの低さからもそれが伺える。
ただ、日本のTOPは同じくスプリットもイケるEviでランクも上回っており
みすみす走らせることも流石にないと思われる。
ADCは複数回”ADCヴェルコズ”という奇策を用い、そして勝利しているのも不気味。
直近KRのKDAからはとにかく死ぬけどキルも稼ぐタイプ、といった形で
どちらかといえば数値的にはサポーティブ(お留守番が得意)なYutaponとは違ったアグレッシブなタイプ。
レート的にはYutaponは互角で、DFMにはオールスター1on1にヴェルコズを出した過去を持つ
勿論プールに入ってるCerosもいるため対策はある程度共有できていると信じたい。
レート的にはDFMはTOP有利、MID不利、ADC互角、といったレートであり
LJLの「生き残るCeros」でアサシンキルをケアできればTOPのハンドスキルとスプリット勝負では分があり
ADCの秘策も「動物園」で対策できる、といったPool2のなかでは
ある意味(SUPやGBTより)噛み合った組み合わせと言えそう。
チーム全体の傾向
データはGamesOfRegendsより
リーグごとのレベル差がもちろんあるため、鵜呑みに出来ないデータは多々あるが一応。

C9
勝敗 17W - 12L
1試合平均キルデス 12.1キル/11.5デス キルごとのアシスト平均2.5 ファーストブラッド獲得率45%
DPM 2064
金銭差CS差平均 金銭差+408/CS差+18.6(15分時点)
オブジェクト関係 1ゲームあたり1.7ドラゴン、0.38ヘラルド、0.79バロン 1stタワー率 69%
視界関係 ワード(分)3.2/ビジョンワード(分)1.3/ワード破壊40.8%

レーンごとのダメージ率(KP) 
TOP21.6%(64.4%)JG18.5%(75.4%)MID25.4%(77.1%)ADC28.1%(69.9%)SUP7.9%(72.3%) 

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KBM
勝敗 19W - 9L
1試合平均キルデス 13.2キル/13デス キルごとのアシスト平均2.4 ファーストブラッド獲得率32%
DPM 1964
金銭差CS差平均 金銭差-243/CS差+11.6(15分時点)
オブジェクト関係 1ゲームあたり1.6ドラゴン、0.44ヘラルド、0.81バロン 1stタワー率 54%
視界関係 ワード(分)3.2/ビジョンワード(分)1.3/ワード破壊37.2%

レーンごとのダメージ率(KP) 
TOP20.3%(53.4%)JG14.6%(72.0%)MID24.8%(67.8%)ADC33.3%(72.4%)SUP8.0%(75.1%) 

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DFM
勝敗 24W - 5L
1試合平均キルデス 15.1キル/9.1デス キルごとのアシスト平均2.8 ファーストブラッド獲得率59%
DPM 2182
金銭差CS差平均 金銭差+2013/CS差+40.5(15分時点)
オブジェクト関係 1ゲームあたり1.7ドラゴン、0.72ヘラルド、0.79バロン 1stタワー率 86%
視界関係 ワード(分)3.2/ビジョンワード(分)1.3/ワード破壊41.9%

レーンごとのダメージ率(KP) 
TOP23.6%(56.5%)JG15.8%(70.6%)MID29.2%(58%)ADC25%(66.7%)SUP8.5%(65%)

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所感
リーグのレベル差はあるが、C9、KBMともに13キル13デス程度
KBMは1stブラッドを取られやすく、15分段階で微不利を背負っているが、それでこの勝率。
DFMは逆に圧倒的な前半有利を築くチームだが、序盤の有利では気が抜けないチームだとわかる。
ドラゴン、バロンともに3チームとも似た数値だが、ヘラルドについては倍近くの獲得率を誇る。
3チームとも1stタワーの獲得率は50を超えるが、ヘラルド分かDFMは圧倒的な数値を叩きだしている。
視界管理もほぼ互角の数字だが、DFMが微妙にワード破壊率が高い。

ダメージ比率、KPでは、C9は満遍なくダメージを出し
KPからもTOP含めてどのレーンも戦闘参加している様子が伺える。
実際にGameOfRegends管理人のTwitterにある通り
Worlds出場チームの中で一番キルアシスト比の高い(チームファイト傾向の強い)のがC9になっている。
KBMは上位、DFMは下から3番目となっている。

KBMはADCのダメージ率が非常に高く、KPもSUPJG含めて70%を超える。
ボットレーンから崩していく姿勢が顕著に出ている。
DFMは全体的にKPの低いチーム(集団戦より少数線が多い)だが、それ以上に
KBMのTOPのKPは低い。ただしダメージは出しており、スプリットや1on1に自信のあるタイプに見える。

DFMの傾向は、MIDが最もダメージを出している割と珍しいチームになるが
KPの低さから見るに、キルを取りきると言うよりハラスで優位に立つため、のように見える。
試合傾向も基本的にはCerosがMidでプッシュ勝ちし、Mid周辺の視界を掌握
StealがBotかTopに介入してレーン有利を築き、その有利からタワー、もしくはヘラルドに行きタワー
といういつもの流れがこの相手に出来るかが鍵になりそう。
面白イロモノピック抜粋
C9 
TOP Licorice
ヘカリム:プレーオフで出して猛威を奮ったトップヘカリム。出した2戦ともエイトロに後出しではあったものの
MIDエイトロの可能性もあったためエイトロ対策としてのピックとは考えにくい。
機能したか、は微妙なところだが、JG Blaberも試合でヘカリムを使っておりフレックスとして気にしておきたい。

MID Jensen
パイク:ソロQでサポート時に使っていると思いきやMID運用している模様。
正直「格上」感のあるグループステージで奇手を使ってくる必要もなさそうだが
1位抜け確定後なら見れるかも。

KBM
MID dyNquedo
レネクトン:ヤスオ相手に出して完封実績あり。グループステージは両midともにメイジ系の傾向が多いために期待薄だが一応。
その他8.11ではケイルをmidで2試合出している、それ以降はないので流石に期待薄か。
プロシーンであまり見ないゼドをプレーオフでも使ってソロQでも使っているためこちらは準備していそう。
もう一点、2017に7度使ってはいるが優先度が決して高くないシンドラを
KRに入ってから3番めに多く使用するという練習具合は「ハイマー対策」と見てもよさそう。
Kazuコーチが把握しているか、ハイマー対策対策をしているかにも注目したい。

ADC Titan
ヴェルコズ:シーズン中に2度、直近のプレーオフでも1度出して3-0。
なんなら今季対面に対して15分時点で一番差をつけたのがヴェルコズ。
データのある中でMidがヴェルコズを使っているデータはなく
サポートのRiyevもタンク傾向が高くキャリア内でメイジらしいメイジを使ったのも
ザイラが5回程度であり、もしヴェルコズがピックされたらADCを期待してもよさそう。
他国との相対比較&まとめ
で、実際どうなの、という話になるが実際問題最初に書いたとおり
Pool2(KBM)に1引けるか、2引けるかがリアルな焦点になってくる。

KBMとは直近のMSIでPGMが対戦しているが
1試合目は20分近くまで2000Gの微不利のままバロンに行かれてそのまま
2試合目は10分近くに0-3食らってタワー折られて防戦一方、という流れでの0-2。
ただ、そのMSIでPGMが1-1にしたDWがKBMに1引いて1-1にしている。
DFMも、そのDWとはRRで当たっており、中盤まで全く五分、キルはかなり有利に進めたものの
最後バロンファイトで負けて貫通という形で「歯が立たない」というレベルでなかった相手。
そのDWがKBMと五分に持ち込めた、と考えれば、確かに劣勢だが覆せないほどの差ではなく
ワンチャンは十分にある、くらいの差と見れるのではないだろうか。

NAとはうまく引っ張ってこれるものがなかったが、MSI基準だとKBMに勝ったSUPに勝ったEVOSがTLと1-1くらい。
まあまあ格の違いがありそうやなあ、という感じがするが
日本LOLの現在地が馴染み深いNA基準で測ることができそう、というのがええことだと思います。
1日目を終えて
大方の予想を上回る結果だったと思いました。
C9戦綺麗に締めていれば、というたらればもありますが
KBM戦でバロン取れてなければ、と考えると1-1もありえたわけで
C9がKBMに勝ってる以上、KBMに負けての1-1よりc9に負けての1-1のほうが
とりあえず通過には近いように思えます。

現状は
DFM3-1パターン
DFM○-×KBM KBM×-○C9 DFM○-×C9だと1位通過プレーオフ
DFM○-×KBM KBM○-×C9 DFM○-×C9だと1位通過

DFM2-2パターン
DFM○-×KBM KBM×-○C9 DFM×-○C9だと2位通過
DFM○-×KBM KBM○-×C9 DFM×-○C9だと2位通過

DFM×-○KBM KBM×-○C9 DFM○-×C9だと2位通過
DFM×-○KBM KBM○-×C9 DFM○-×C9だと---

DFM1-3パターン
DFM×-○KBM KBM×-○C9 DFM×-○C9だと2位通過プレーオフ
DFM×-○KBM KBM○-×C9 DFM×-○C9だと敗退

で多分あってるはず。
1試合目KBMに勝った段階で次のステージ確定。
C9にも勝てればKBM次第で1位通過かプレーオフ。C9に負けたら2位通過が確定。
KBMに負けるとC9に勝てればKBM次第で2位通過かプレーオフ
KBMC9両方に負けてもC9が頑張ると2位通過プレーオフになる。

つまりストレート敗戦はKBMとC9に負けて、KBMが2勝稼いだ場合のみ。
KBMとプレーオフになって勝てるのかという話ですが、それはそれとして。
序盤jgが荒らされても勝てた、というのをプラス材料に
たぶんタムケンは空かないと考えるというのをマイナス材料に
5ターゲットBANでも勝てたのをさらにプラス材料にして祈りたい。

振り返り
DFM-KBMスタッツ
DPMはこちら
5ターゲットBAN、LV1インベード成功、最大6000G差からのバロンスティール、逆転。
といった試合。
ポイントは、リスクがあるなかインベードを決めて序盤スコスコにされてたJGの粘りが一点。
キルも取られカニも取られマークは回収できず、とキンドレが腐る要素満載だった中
13分段階で最大-800Gに抑えられた、もちろん素材一つ差があるというのは大きいが
意外と食らいついていた、というのが大きく、その後キル回収で15分以降は完全に追いつき
集団戦フェイズに間に合った、というのが大きかったように思う。
※KBMヘラルド獲得時等に「日本のマクロは~」といったコメントも散見されたが
 ・MIDをサポーティブなカルマにしたアデセン2ADC構成を遂行するためにLv差を埋めるファーム
 ・序盤で経験値差をつけられたがそれでもオブジェクトの管理
勿論両方できれば良いが、序盤奇襲で凹まされた結果、択一の選択となってしまい
前者を選択した、というか、せざるを得なかった、というマクロ以前の話に見えました。
序盤インベードされたあとのカニ争奪戦で負け続けたように、MIDも寄りにくい、TOPも寄りにくい
その状態で敵よりLVの低い状態でオブジェクトに近づいて
その間経験値も吸えない、抑止力も弱い、最悪キル献上で傷口が広がるのなら
まずは負けないように育とう、という
KBMインベード成功という緊急事態から地続きの中での冷静な判断だったように思えます。

結果的に、序盤あれだけ痛かったタリヤのDPM以上のDPMを出した、腐らずに済んだのが大きかった。
MIDのDPMがカルマ379/シンドラ612と火力差があった中、キンドレッドが腐っていたら
火力の担保があまりに難しい、ヴァルスにすべてを賭けることになっており
途中の集団戦、小規模戦でのプレッシャーに差が出て、カルマも実質ADCにのみバフ付与では効率が悪く
また違った結末だったのだろう、と思います。
もちろんViviDのキレキレの動きで実質プロテクトADC状態のヴァルスが大立ち回りして
キンドレッドは申し訳程度の火力とultで無敵を作るマシーンになっていても、それでも勝てていたかもしれませんが。

決め手はバロンでしたが、バロンはあそこまで行くと運の要素が強いですが
もし取れていなくても、3キル回収、あるいは一人逃して2キル回収は出来ていたと思います
取れていなければ試合が終わる、という程ではなかったにせよ
持ち帰ったバロンバフによるプッシュと、30分を過ぎて本格化したトリスのシージで
苦しい中でのバロンエルダーにらみ合い展開が続いていた可能性を考えれば、あそこで終わらせられたのは
最高の状況だったと言えると思います。
EDG戦
昨日数時間掛けた下書きがlolbuildの証明書エラーで消えてしまったので簡潔に。

大手ブックメーカーのオッズは、EDGの勝利で1.020倍、DFMの勝利で11倍。
 1万円掛けて200円返ってくるのと10万返ってくる、の違いくらい。
 競馬でいうと、一世を風靡した国内敵なし状態だったディープインパクトの引退有馬記念単勝が1.2倍。
 競馬ブームを巻き起こしたオグリキャップの全盛期宝塚単勝が1.2倍。
 EDGの単勝オッズが1.020倍。
 ※とはいえ、似たオッズ(1.1倍)だったC9が現段階GBMに一本取られてます、それくらいの夢は見れるのかなと。

・EDGは2015MSIで当時最強のSKTを倒して世界覇者の経験あり。
 その頃からのメンバーはJGのClearloveとSUPのmeiko。

・毎年恒例のワールズのトッププレイヤー20経験者も多数。
 JGのClearloveは2015:8位 2016:4位 
 MIDのScoutは2017:19位
 SUPのmeikoは2016:12位 2017:9位
 と、まさに”世界レベル”を超えた”世界有数レベル”のメンバー。

・LPLリーグでも各々のスタッツはいずれも上位(以下20試合以上出場選手で)
 TOPのRayのKDAはLetMeを抑えて1位
 JG2人のKDAはLPL1位がclearlove、2位がHaro
 MIDのScoutの平均キルはRooKieに次いで2位、アシストも同じく2位、その下にxiaohuがいる。
 ADCのIBoyは平均キル数でuziを抑えての1位
 SUPのmeikoの平均アシストも9.9でLPL1位。
 唯一に近いDFM有利のデータは、iBoyのデス数は二桁順位、結構ぽくぽく逝くタイプ。

・プレイインの戦い方は基本的にレーンで相手を圧倒していき15分段階で優位を築く。
 レイトになってもいいようにか4試合ともADCはカイサをピック。プレイオフ等でも多く使用する得意チャンプ。
 iBoyのファームは全チーム中プレイインで一番高い。
 唯一負けた試合は25分7000G有利からの集団戦、2回連続でノクターンイレリアサイオンラカンで
 集団戦でiBoyを捕まえたのがINFの勝因。
 スタッツからも出ているiBoyの死にやすさをうまくついた形。

・JG二人は2試合ずつ出場。
 コントロールJGのClearloveとアグロJGのHaroという使い分け。
 LPLの平均ダメージでも100差がある。
 Haroのピックプールにはカミールがあり、取り上げに注目。



執筆者

yamaokax

無職  好きな助っ人:デストラーデ、ミスター(ピクシー)、郭泰源 好きな映画:こち亀 TheMovie  〜勝どき橋を封鎖せよ!〜PSNID:yamaokax


コメント 1件
1.
名無しサモナー 匿名ユーザ ID:48464123
2018-10-04 11:07:13
>対策、あるいは取り上げの可能性も出てきており、DFM戦に出てくるのはJensenと予想。

goldenglueはサブ選手として登録されてないので、基本的にc9のmidはjensen以外出ません。

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