
W-Active
WのActiveはニーコの現在の姿の分身を射出する方向指定スキル。
この

だが、一番「ニーコの上手さ」に直結する。

のフルヒットも

の当て勘も

のマルチヒットも別のメイジチャンプや

を使い込む方が多分上手くなるがWだけは別。
ニーコの最強スキルである

で出来ることを知るほどニーコのユーティリティ性能を高める事が出来るのでこの項が一番大事。(だけど一番長いよ!)
0.分身の特性
これからニーコの分身で出来ることを羅列していくが、その前に分身自体の仕様についてある程度知っておこう。自分もあまり知らないけど。
ニーコの分身はどうやら内部的にチャンピオンとして処理されているようだ。
つまり相手の「チャンピオンにヒットした時」という効果が分身で発動したことになる…らしい。(無知)
相手の

の的にもされるらしいがそんなことを気にしていてはlolはプレイ出来ない。……出来ない。
注意点として分身は発動した瞬間(0.5秒)は当たり判定を持たないただのエフェクトになっている。相手のスキルに対応するために使ってタイミングが合わず、思った通りの結果が出ない場合がわりとある。
分身が移動する時の挙動だが基本的にはまっすぐ動く。途中壁にぶつかるとそれっぽく曲がる。分身のような動きを練習しておくと良いかもしれない。
1.罠を解除出来る
多くの罠はチャンピオンを対象に起動してCCを与える。

のW

や

のE

がそうだろう。それ以外だと

のE

とか

のW

とかクソ害獣

のR

なんかもある。
ニーコの分身をこれらの罠に向かって撃つと分身が引っ掛かって解除してくれる。敵としては身体の弱いメイジがなんか罠にかかったと思って不用意に仕掛けに来てくれるかもしれない。
面白いムーブとしては

の罠が2つ以上置かれている時に分身を片方に送り、もう片方にわざと自分から引っ掛かりに行って「同時に2つ罠が解除出来る代わりに2択で痛い攻撃が飛んでくる」というスリルを楽しむことが出来る。Great!!
ニーコをTOPで運用する場合はやはり

のキノコを駆除できるのが強力。明確に置く瞬間が見えたキノコに送ったり、ブッシュや川に向かって分身を送ってキノコが置かれてないか確認することが出来る。

が自身のP

でステルスしていると思った時は居そうな場所にWを送ってみよう。

がアホならわざわざステルスを解除してくれる。
2.インビジブルになれる
ニーコを使うプレイヤー自身はあまり気付いていないが、Wを押してから0.5秒の間(=分身が当たり判定を持ってない間)はインビジブル状態になっている。
インビジブルは非常に強力な状態で、チャンピオンにほぼゼロ距離で接近されたり事前に

を撃たれていたり

のR

等で強制的に位置バレしたりしない限り視認される事はない。
もちろんインビジブル中にAAしたりスキルを撃つと解除されるが0.5秒だしまあ……。
視認されないということは対象指定されないということなので、対象指定スキルはもちろんAAも回避することが出来る。
逃げる時はとりあえずWを押そう、生存率が上がる。
少なくとも

を使った瞬間の自分は敵から全く見えてない、ということだけは覚えておこう。
3.移動速度が上がる
Wを押してインビジブルになった時点(0.5秒)から分身が消えるまで(2.5秒)のトータル3秒間は移動速度が上昇する。
数値としてはサモナースペルの

と同じくらいで、まあ速くなってるなとわかる程度の速度。
とはいえ追ったり逃げたりする場合はこのMSupが重要になる。インビジブルのとこでも書いたがとりあえず撃っとけば生存率やスキル命中率は上がる。
スキル命中率というと

や

を想定しやすいが、

を当てる際にもこのMSupは重要。

→

により着弾まで移動速度上昇が続くので敵に追い付きやすくなる。
欠点としてMSupがつくと風を切って加速しているようなエフェクトがチャンピオンに付与される点がある。どういうことかというと自力でMSupする手段を持たないチャンピオンに化けて

を使った場合、分かっている人には即座に分身だと見破られてしまう。
4.視界を取れる
分身はチャンピオン扱いと書いたが、これはつまりチャンピオンが元々持つ視界も保有しているということ。
これによりワードが置かれていないブッシュや川やジャングルやドラゴン・バロンピットに分身を送ることで分身の射程分視界を取ることが出来る。
例えばbotレーンでsupニーコをやっている時、ブッシュに分身を送ると相手の

がQ

を当てようとガン待ちしていた光景を見ることが出来る。
下のブッシュだけでなくサイドレーンのトライブッシュや川の各種ブッシュ、midのサイドブッシュにも視界取りの為に分身を送ると効果的。
あとブッシュにはコントロールワードが置かれがちなのでその発見にも役立つ。TABキーで相手のコントロールワードの数をチェックする癖をつける一助にもなる。
ただし、これまで書いた通りWは生存にも接敵にも直結するので視界確認に

を使った後は分身を使えず結構弱い状態であることを自覚しておこう。
5.スキルドッジに使える
分身は発動から0.5秒後は当たり判定を持つので方向指定スキル等の盾に出来る。タイミングはかなりシビアだがワンチャンを狙ってみるのも一興。
分身にマナコストの高い対象指定スキルやultを使わせた時がニーコを使ってて一番気持ち良い瞬間である。



???
6.撹乱できる
ニーコを使い込んでいない多くのユーザーはニーコのWをただの撹乱スキルだと思っている。
最後にその撹乱プレイの一部を紹介して本稿を締めくくろう。
◯分身を斜めに撃って自分も斜めに移動して二又に移動する
攻めの場合は前方向に二又に進んで接敵することで「どちらのニーコからスキルが飛んでくるか分からない」という状況を作り出せる。
逃げの場合も同様で、二又に限らず自分と違う進行方向に送ることでちょっとは迷わせることが出来る。
これの応用で、逃げる際に「分身を自分のタワー側に」「本体は危険な方に」方向を分けることで分身を本物だと見せかけて結果的に逃げきれるパターンがある。
とはいえこれは「ニーコは逃げる時に分身で撹乱する」「さっきも本体はタワーに逃げた」という前提ありきで成功するもので、更に一度成功すると「今度はタワー側じゃない方にも攻撃しよう」と警戒されるのでご利用は計画的に。
プロが試合中に明らかに分身だと分かるニーコにもAAを入れているのはそういうことなのかもしれない。
◯ブッシュに隠れた状態でレーンに分身を送る
これは相手からはブッシュに潜んでいた敵チャンプが出てきたように見えるので的にさせやすい。わざと危険な…それでいてわざとらしくないちょうどいい位置に分身を送り出して相手のスキルを吐かせよう。
注意点として自身が潜んでるブッシュに相手がワードを置いていた場合はアホ丸出しなのでワードが置いてありそうなブッシュではやらないように。
応用としてはサイドレーンのサイドブッシュの片方からもう片方に送り出すという手法がある。2つのブッシュの間には空間があるので「敵チャンプが奥のブッシュから手前のブッシュに移動した」と見せることが出来る。
◯わざと分身を相手のCCスキルに当てる

のE

や

のE

の地形版など、当たると危険で当たりにいこうと思えば簡単に当たるけど普通は当たりにいかないスキルがある。
そんな残留型スキルに分身を送り出すことでアホな相手にオールインさせることが出来るかもしれない。
あと例えば

のE

の中に閉じ込められた時、分身と自分が同時に当たることで2択のスリルを味わうことが出来る……Fooooo!!
(①の罠解除はどちらかというとこれの応用)
◯jgクリープの的にする
これは各jgクリープのAArangeをある程度把握する必要があるが、jgクリープの攻撃を分身に肩代わりさせることが出来る。
1発AAを入れた後に分身をクリープ側に送り出し、インビジブル中にjgクリープのAArange外まで出て分身に攻撃させることでHPを高く保つテクニックだ。jgニーコはおすすめしないがやりたいなら覚えておこう。
注意点として分身が明後日の方向に行くとクリープはそれを追いかけ、結果としてHPリセットが発生してしまう場合がある。
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