ビルドガイド: アムム - Amumu

アムム: 短編小説「僕とアムム」

執筆者: 緑豆涙豆 (最終更新日: 2021-05-13 17:40:18)

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ルーン

覇道
電撃
追い打ち
目玉コレクター
至極の賞金首狩り
不滅
打ちこわし
ボーンアーマー
クールダウン短縮 +1-10%(レベルに応じて)
物理防御 +5
物理防御 +5

サモナースペル

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ビルド

最終ビルド


気分いいとき

なんか地味だなって思った時

最終ビルド

序章「別れ。そして、運命の出会い。」


彼と出会ったのはアメリカにいたときーーーーー。
僕は、ワーウィックと一緒にジャングルを駆け抜けていた。
そのころの僕はとても強気なプレイを好んでいて、敵がいるところにひたすら走っては死んでいた。
でもキルはとれているのだから問題ない。僕はワーウィックにそう言い聞かせ、1年がたったある日。


「俺は変わる。もう昔のように走ってはいけない。」


突然の決別。ワーウィックはそういうと僕を置いて消えてしまった。
悲しかった。ずっと一緒だと思っていた友達がいなくなるのはとてもつらかった。
もうこの世界から足を洗おう、そう思いはじめていたある日ーーーー僕のもとに緑の手が差し伸べられた。


 「僕と友達になってよ」


差し伸べられた手。耳に残る優しく、そしてどこか悲し気な声。それはまるで昔のワーウィックのよう。
僕は、迷うことなくその手をつかんだーーーーーーーー。
第1章「アムム」


彼の名は、アムムというらしい。
らしい、というのは本人から名前を聞いたからではないからだ。
彼が買っていたに「AMUMU」と刻まれているのを偶然見て、僕は彼の名を知った。

名前も教えてくれない彼をどうして信用したのか。
それは、初手でを買っていたからだ。

「ナイトハーベスト」
これは、僕の母が旅立つ前に託してくれた思い出の武器だった。
なぜ彼がこれを積んだのか。僕は彼に尋ねたが、彼は何も語らなかった。


多くを語らない新たな相棒アムムは、僕の話を全く聞いてくれなかった。
ジャングルで駆け抜けたいと叫ぶ僕を無視して彼は下の大陸、「Black Of Titan」へ片手に走っていく。

僕は無理だ、無謀だと叫んだ。
「Black Of Titan」通称BOTには、悪魔がいる。

ひたすら頭を打ち抜いてくる女、銃を乱発するいかれた少女、斧を振り回す乱王
僕は、彼らにかつての相棒であるワーウィックを何度も殺された。

「いくなアムム!!!!」

僕は叫んだが、彼は立ち止まることはない。
それどころか、小さな体でミニオンを押しのけながら相手のすぐ目の前まで向かっていったーーーーー。






第2章「困惑」



目を開けたとき、僕の目の前には彼らの屍が転がってた。

いったい何が起きたのか、僕は必死に考えたが答えはでない。僕は、ただ一人息をしている彼「アムム」に尋ねた。

ひどく驚いた顔をしていたのだろう。アムムは僕の顔をみて小さく笑いそして何が起きたのか教えてくれた。

で相手を拘束してで体を引き裂いただけだよ。」

まるで当然のように語った彼は、手にした金での素材であるを買うと再びBOTへ走っていった。
第3章「崩壊」


アムムは、強かった。
BOTに走った彼は再び相手の体をで拘束しその体をで引き裂きで溶かしていく。

止まらない戦いに僕はついていくのがやっとだったが、必死のその背中を追いかけた。

彼と一緒なら僕はまた走り抜けることができるーーーーーー。
彼の手をつかんだのは間違いではなかった。


そう思い始めていた時だ。
僕の前から突然アムムの体が消えた。
第4章「衝突」

彼はのよって死の国へ連れていかれてしまった。
帰ってきたときにはもうすでに息はなく、僕はアムムの体を抱いて泉へ走った。

幸い息を吹き返したアムムは、まだ傷の癒えない体で再びBOTへ走ろうとしていた。

「そんな体じゃ無理だ!!まだも戻ってきていないだろう!!」

彼の力の要であるは、周囲一帯を行動不能にさせることができる強力な力だった。
だからこそ体力のいる技で、今のアムムのは到底出せる状態ではなかった。
休めと僕は怒鳴ったが、彼はまた僕の話を無視して飛び出そうとした。

アムムに、僕の声は届かないーーーー。

なぜ彼はこんなにも僕の話を聞いてくれないのか。
沸々と湧き上がる怒りに、僕は握りしめていたをアムムに投げつけBOTへと走った。
第5章「真実」

「僕はアムムに生きてほしい。
だからを放った後、身体を休められるようにを買うべきだ。

アムムの体はをまとっている分とても柔らかく、脆い。
それを補うためにもを買ってほしかった。
だかアムムはきっと買わないだろうから、僕が買っておいたよ。
アムムは喜んでくれるだろうか?」


今しがた泉を出て行った友が残した手紙。
アムムは、自分の体がいつもより弱く壊れやすいことをわかっていた。
だがそれでもを買わずにはいられなかった。

これは、友の思い出の武器。
が一番好きだと語る友の顔は、とても幸せそうだった。

「(本当にこの人はが大切なんだなあ…)」
アムムはこの武器で彼の辛い過去を払拭させたい、そう思うようになった。

アムムの体は、をまとうことで強力な力を手にする代わりに命をーーー体力を削っていた。


友が、喜んでくれるならーーー。
アムムはただ、友達になってくれた彼に喜んでほしかったのだ。
第6章「断罪」


アムムに背を向けた僕はひとりBOTに走っていた。

もうアムムがひとりで傷つかないでいいようにーーー。

走る、走る走る……。
まるで昔のようにただひたすら走り続ける。
相手が視界に入った瞬間、秘儀を使い僕は距離を詰めた。

あと1メートル。相手はすぐ目の前だ。
僕は、アムムから奪ったを大きく振り上げ、相手の頭上に力いっぱい振り下ろした。





やったーーーーー。


しかしなぜかアナウンスは聞こえない。

そうだ、は魔法の力。
物理攻撃主流の僕では使いこなせないんだった。
なんで忘れていたのだろうか。アムムのあんなひどい態度をとった罰なのか。

まったくダメージを受けていない相手は、ひどく馬鹿にした笑い浮かべながら僕に銃口を向けた。
第7章「黄金」



覚悟していた痛みはいつになってもやってこなかった。
僕は恐る恐る目を開ける。

そこにいたのは、金色に輝く友の姿だった。


「アムム…」

「これ、ありがとう。君のおかげで僕は死なずにすんだよ。」

アムムの周りで倒れる相手の姿。を積んだアムムは誰よりも強い存在となったのだ。

アムムので相手は破れ、僕はアムムに肩を支えられながら泉に戻った。
最終章「友達」





泉に戻る道中、僕はアムムとたくさんのことを話した。

好きな食べ物や、住んでいるところ、今までどんな人生を送ってきたのか。
僕たちは話しながら「こんなことも知らなかったんだね」と笑いあった。


アムムは「誰にも好かれない僕を選んでくれてありがとう」と、泣きながら言った。
僕は「誰からも選んでもらいない僕を選んでくれてありがとう」と言って笑った。


僕たちの戦いはこれからも続いていくーーーー。
という異色の武器を持ってーーーーー。

執筆者

緑豆涙豆



コメント - 1件
1.
名無しサモナー 匿名ユーザ ID:e0b2273a
2021-05-14 12:30:28
泣いた

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