







長所① バーストダメージが高い
マルザハールはQ・W・E・Rすべてが高いAPレシオを持つダメージスキルであり、Rのサプレッション中に一方的に全スキルを叩き込むことができるため、敵に反撃の余地を与えることなく1コンボで倒し切ることができます。
長所② DPSも高い
クールダウンの短いQ、バーストダメージじみたDPSをたたき出すW、そしてQとRによるEの効果時間更新により、マルザハールは単体に対して強力なDPSを出すことのできるチャンピオンです。特にEの効果時間更新はWでDPSを出すためのキーにもなっており、現在のマルザハールはこの効果時間更新をどれだけ活用できるかが重要なポイントとなっています。ただし後述の理由により、このDPSを敵チャンピオンに対して発揮できる状況は限られてしまうため、主にバロン・ドラゴン・ヘラルド・青バフ相手に活用することが多くなります。
長所③ EとWによるミニオン処理
マルザハールはEとWを使うだけで簡単にミニオンウェーブを処理できます。ミニオン処理に長けたmidメイジは他にもたくさん居ますが、EとWはマルザハールがその場に居なくても勝手にミニオンを処理してくれます。そのため、ミニオン処理と並行して他レーンへのローム・敵ジャングルへのインベイド等が可能であり、これはマルザハールの特権と言えます。
長所④ キャッチング能力・対アサシン能力に優れたR
「アサシンに強い短射程メイジ」としてデザインされたマルザハールの代名詞とも言えるスキルであり、対象指定の2.5秒サプレッションは他の追随を許さない拘束能力です。このスキルとQにより、キルを狙って突っ込んできたアサシンを無力化、ひいては返り討ちにすることができます。そのほかにも、ブッシュで待ち伏せして不用意に近づいてきた敵チャンピオンを瞬殺したり、他レーンへのローム時に使ったり、このスキル1つでいくらでもキルチャンスを作ることができます。マルザハールはRがCD中かどうかでできる事が大きく変わるR依存度の高いチャンピオンですので、1つ1つのRを丁寧に使う必要があります。
長所⑤ 射程900を誇るQ
「アサシンに強い短射程メイジ」でありながら、マルザハールは短CD長射程のQを持っているため、大抵のメイジと撃ち合えます。のように射程の短さに苦しむことはありません。
長所⑥ 破格な性能を誇る(以下:パッシブ)
かつてはBAN率93%を招いた諸悪の根源でしたが、今ではずいぶんおとなしい性能になりました。とは言え「CC無効」「ダメージほぼ100%カット」はなどのシールド系パッシブの上位互換とも言える存在であり、そのパワーは健在です。
短所① マナ効率の悪さ
マルザハールはダメージの割にマナ消費の重いスキルが多く、マナのやりくりに苦労するチャンピオンです。考えなしにレーンでスキルを連打しているとすぐにマナが枯渇します。Eを連鎖させることでマナを回復できますが、回復量が自身の最大マナに依存しているので序盤は苦しいことに変わりはありません。逆に言えば、1度リコールしてなどを購入できればこの問題はある程度解消されます。
短所②(以下:サッシュ)というカウンターアイテムの存在
Rのサプレッションを解除されてしまいます。解除されるのはサプレッションだけであり、ビームやフィールドのダメージはそのままですが、Rのダメージ量は「メイジが2.5秒かけて出すダメージ」としてはお世辞にも優秀とは言えません。サッシュでMRが増えることもあり、サッシュを持たれるだけでキルできなくなったり逆に返り討ちにされたりします。そのほかにも注意が必要です。
短所③ Wで召喚される虫が柔らかい
Wで召喚される虫は防御面のステータスが非常に低く、ちょっとした攻撃で簡単に死にます。midに来るチャンピオンはほぼ全員がAoEスキルを持っているため、考えなしにWを使っても虫たちは敵にダメージを与える前にAoEスキルで一掃されてその儚い命を散らしてしまいます。長所②の欄で「敵チャンピオンに対して発揮できる状況は限られてしまう」と述べたのはこのためです。Wで敵チャンピオンにダメージを与えるためには、Rのサプレッションを利用する・敵がAoEスキルを使ったのを確認してからWを使うなど、ちょっと工夫する必要があります。
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