ティーモ: 【上級者向け】Teemoは速くて硬い。

当ビルドのティーモは硬い・速い・憎い。の3拍子が揃った存在になるであろう。
その相手チームから一身にヘイトを受けるその姿は真のタンクである。

このビルドを見て、ブーイングマークを付けるのはちょっと待って欲しい。
私もこのビルドをした時、周りの人たちから｢そのティーモのビルド何？｣｢トロールくさい｣と言われた。
私はその言葉にこう返した。｢一見、トロールに見えるが･･･｡実はそうではない。｣
その試合、私のティーモは相手からのヘイトを全て受け、タンクし、試合を勝利に導いた。
私のティーモのビルドも見た人々は皆、｢それめっちゃ強くない？ホントに楽しそう。｣
私はこう言った｢これは理に適ってるビルドだと思うよ。実際に楽しいし、本当に強いと思っている｣

そう、理に適っているのだ。

もう一度書くのだが、使う前からブーイングマークを付けるのはちょっと待って欲しい。
キミもプレイすれば解る。そして、グッドマークを付けるだろう。

長所

- 1. Eの毒たっぷり吹き矢が強いので武器がなくてもダメージがしっかり出る。
- 2.足が速い。キノコによるGank耐性。
- 3.キノコによるレーンコントロール。
- 4.タンクビルドによりADCに殴り勝つ力。
- 5.ジ＝ロット･ポータルによるタワー破壊性能。最高水準のプッシュ力。
　　(解り易く表現するならば･･･､そう､殴り合いが強く､逃げ足の速いハイマーだろう｡)

短所

- 1. 思いつかないが、敢えて書くならば一身に全てのヘイトを受ける事になるのでMidやJungle、更にはSupportまでTopレーンにGankに来る事がある。人気者はやはりツライ。

レーンに勝ってジ＝ロット・ポータルを買ってマップを支配するのが目的の為、イグナイトを選択。
テレポートを持った並大抵のチャンピオンは到底イグナイトを持ったティーモに敵わないだろう。


ティーモは足がどんなに早かろうと壁をすり抜ける事が出来ない。よってフラッシュを選択。
敵がキノコを見事にキノコの庭を掻い潜り、ティーモを討ち取ろうとしてもフラッシュがある事で生き延びる事もある。
もちろん、フラッシュを使い相手を仕留める事も可能だろう。

パッシブ：カモフラージュ
その場で1.5秒動かずに居ると、ティーモがステルスになるパッシブである。
そして解除時ASが増加するので、殴り合う前に使おう。
草むらに入り込むと動きながらでも1.5秒経てばステルスになる上に草むらの中であればステルス状態になりながら動き回る事も可能である。
(なんと！ステルス状態から草むらから草むらにフラッシュするとステルス継続！)


Q：目つぶしダーツ
対象指定のスキルであり、ブラインドと魔法ダメージを与え、更にAAタイマーをリセットするというなんとも贅沢なスキル。
スキルのレベルを上げると45魔法ダメージ、ブラインドの時間が0.25秒伸びる気に恐ろしきスキルである。
(しかし当ビルドではスキルレベルを上げる順番は一番後になってしまうのだが･･･｡)
Qのスキルの使い所、ただAAと織り交ぜて撃てば良いという訳ではない。
ティーモのAAは非常に優秀だ。しかし、本体は後衛キャラという事もあって実は脆いのだ。
迂闊にQを撃ってしまって、もし相手に近づかれた時、Qがクールタイムならば簡単に倒されてしまうだろう。
引き撃ちをしたが追いつかれてしまった、その時に目つぶしダーツ(Q)を使うのだ！
苦労して近づいた敵はブラインドによってダメージを与えられずに潰された目から涙を流しながら引いていくであろう。


W：駆け足！
ティーモはどうして足が速いか？答えはこのスキルだ。
このスキルのパッシブにより、ティーモのMSが上昇しているのだ。
そしてこのスキルをアクティブにした時。このスキルによって上昇してるティーモのMSは更に速くなり、誰も捉える事は出来ないだろう。
このスキルにより、安全な立ち位置でのハラス、Gank耐性、引き撃ち性能、スピリットプッシュ性能、全てが向上する。
(なんと我儘なスキルなのだろうか･･･。)
このスキルは2番目にはスキルレベルを5まで上げておきたい。


E：毒たっぷり吹き矢
ティーモのAAが優秀な理由、Topレーンの前衛キャラがティーモを嫌がる理由。
それは何故か？このスキルも原因の一つだろう。
このスキルはアクティブスキルではない、パッシブスキルで、AAに魔法ダメージを付与し、更にDotダメージを付与してくれるスキルなのだ！
ティーモのレーン戦は如何にこの毒たっぷりのAAを多く当て、近づかれないかが重要だ。
当ビルドのティーモはジ＝ロット・ポータル主体のタンクビルドである。
タンクでどうやってダメージを出すか？それはこのスキルに全てが懸かっていると言っても過言ではない。
スキルレベルを上げた時、ティーモの毒はいつの間にか猛毒に変わっており、サモナーズリフトにいるあらゆる敵を苦しめるであろう。


R：毒キノコ
こんな会話を聞いた事があるだろうか？
赤チームTopレーナー｢ヘイ、ジャングラーGankしに来いよ！｣
赤チームJungler「ヤだよ。君の相手はティーモだろう？もうキノコだらけでTopに近づけねぇヨ･･･｣
そう、この時には青チームのティーモがLv6を迎えており、Topレーンは彼のキノコ栽培所に変わっていたのである。
ティーモをティーモたらしめる物。毒キノコである。
ステルスしたキノコを設置し、範囲スローとDotダメージを与えるなんとも恐ろしいスキルである。
このキノコはGank警戒、キノコを敵付近のミニオンに投げつける事でハラスも出来てしまうのだ。なんとも･･･憎いスキルである･･･！！

このビルドでは毒キノコを使った無敵の布陣が存在する。
そう、ジ＝ロット・ポータルを設置し、その周りにキノコを置くのだ。
ジ＝ロット・ポータルを積んだティーモはまずレーンを押される事がない。それによりレーンの真ん中にキノコを置く事も可能である。
ジ＝ロット・ポータルによりどんどんレーンを押される相手のTopレーナーはJungler、MidLaner、更にはSupportにまで助けを求めるであろう。しかしこれではティーモの思う壺である。
ジ＝ロット・ポータルに向かう途中にキノコに阻まれ、ジ＝ロット・ポータルに辿り着けばステルスしたティーモが待ち構えているのだ。
多人数ならば･･･と思い皆がティーモを追うのであるが、常にプッシュしているティーモは思い通りの場所にキノコを設置できるので、誰も彼に追いつけないのである。それに、当ビルドはティーモをタンクに仕立て上げる為に、防具を積む。
追いついた所で、彼に倒されてしまうだろう。