初心者、またはこれからJGをやる人にとって一番最初に気になるのは、どういった順番で中立を狩っていけばいいのかだと思う。
そして、そのことについて質問をすると大抵は「臨機応変にやって覚えろ」という
身も蓋もない返しをされてしまう経験をした人も多いのではないだろうか。
確かに一面では間違っていないが、せっかく質問をしているのに何も答えをもらえていないという悲しい思いをすることになる。
初めての人にはとにかく最初の指針だけでも欲しいものなのだから、
しっかりとメリットとデメリットを提示した上で教えるべきだと筆者は考えている。
(ちゃんと考えながらプレイしていれば臨機応変は出来る様になる)
下記に一部ではあるが具体的なルートと注意点を記載するので参考にして欲しい。
青チーム(左下スタート)
1. ①ゴーレム(スマイト) → ②赤バフ → ③ウルフ → ④青バフ → ⑤Top蟹
個人的には一番スタンダードとしている流れ。
2回目のスマイトは青バフに使うことでHPを保ちやすく、蟹まで温存することで相手JGと鉢合わせになった時取り合いに有利になる。
だいたい蟹を狩っている間にHPが回復するので、TopとMidに画面を移してgankが刺さりそうなほうに行く。
Top側に行く場合、青バフを狩っている辺りからミニマップでTopを注視しておき、
相手のTopチャンプが画面から消えた方向からwardを置かれたかどうか、
川側のbushかトライbushのどちらにwardを挿したかを見ておくとgank成功率が上がる。
川側に刺されていた場合は相手の赤裏から回っていけば気づかれずにgankが出来る。
また、トライbushにwardを挿しておくことでTopが少し楽になる。
⑥と書いてあるのが3箇所あるように、Top Mid カエルと状況に応じて変えていこう。
gankに行けなさそうだった場合、カエルを処理し、相手のgankが来ないかを確認する。
来ていた場合は対応しに行き、来なかった場合は自陣の鳥を処理する。
この時にスマイトを使用することでオラクルを持ち、相手のmidへのgankをしていくことが可能。
2. ①ゴーレム(スマイト) → ②鳥 → ③赤バフ(スマイト) → ④bot
相手のJGがカウンタージャングルを得意としている場合や、botに早めにgankに行きたい場合に有効。
ゴーレムを処理した後、赤バフが見えるようにbushにwardを挿しておこう。(黄色の場所)
鳥を狩る時は、小さいやつから狙うことでダメージを減らせる。
小さい鳥はAA1回+E2回で処理できるので、AA→E→AA→E→AAだけで小さい鳥3体は処理できる。
カウンタージャングルが来る場合、鳥を狩っている途中に赤バフbushに置いたwardに映るので、
pingを鳴らしまくってbotやmidを呼び、囲んで殺そう。
来てくれなかった場合は無視して相手の赤バフを狩りに行く。
カウンタージャングルが来なかった場合、鳥の後に3~5秒ほど待ってから赤バフを殴り始める。
こうすることでスマイトが上がるタイミングで赤バフのHPが400前後になりHPを無駄に減らさないで済む。
botへはトライbushに潜み、レーンの状態を見つつ川側から入ることでかなり成功率が高まるだろう。
ゲーム開始時にlv3でgankに行く旨を伝えておくと、理解のあるbotであればgankしやすい状況にもなっているはずだ。
botへのgank後は相手ジャングルに入り、カエルやウルフを処理する。
相手JGがbotスタートしていた場合はちょうどリポップするタイミングとなるので上手く食える。
リコール後は、自陣ジャングルの青へ向かい、相手JGに奪われていなければmidに渡すのもあり。
1つめの青からmidに渡すことが出来ればかなりmidは戦いやすいだろう。
もしbotへのgankが出来なさそうな場合は、(botで既にダブルkillが発生している等)赤バフの後にTop側に行きウルフや青バフを狩ろう。
赤チーム(右上スタート)
1. カエル(スマイト) → 青バフ → ウルフ → 赤バフ(スマイト) → Top蟹
赤チームでの一番スタンダードの流れ。
カウンタージャングルを警戒する場合は青バフの裏側左下辺りに青バフを殴りだすタイミングで置くといい。(黄色の場所)
Leashの時にダメージを肩代わりしてもらうなどが出来ずにウルフを狩った時点でHPが1/3ぐらいの場合は一度リコールするのも手。
その場合は350Gのアイテムを購入して赤バフに向かおう。
カウンタージャングルの危険やgank時にHPが低くなってしまうデメリットを回避できる。
赤バフにスマイトを使うことでHPが回復するので積極的に使用していこう。
2. カエル(スマイト) → ウルフ → 赤バフ(スマイト) → Top gank
Topへのgankを早めたい場合に有効。
通常より早く着弾するため、TopがWardを置く直前だったりとgankが刺しやすい。
青を最初に取らないため、相手にとられる危険性もあるが、取られていなかった場合はmidに渡すこともできる。
1つめのバフは効果時間が長いためもしレーナーに渡せた場合はかなり有利にレーン戦を進められるだろう。
【備考】
上記で挙げたものはあくまで一例であるので注意。
Top側スタートに関してはGold以下ではほとんどメリットがない(botがゴーレムやカエルを狩ってスタートをしない)と考え今回は割愛している。
一度回ってみて、その上で自分にあったやり方や状況に応じた修整をしていくことで一人前のジャングラーとなるので、
それぞれあるメリット・デメリットをしっかりと考慮に入れながらプレイをしていこう。
例:赤チームでの1の回り方に対して、HPが減った場合に一度帰るかgankをより早く入れるためにそのままジャングルを回るかを選択する
gankルートが詳細に書かれていて助かります